「秋冬の旅支度」展 -KUROSAWA-

新しいものは、人をときめかせてくれる魅力に溢れています。

それが心がこもったものなら、なおさらです。

 

6月のeimekuは盛りだくさん。

新しく出合った、カバンとストールと靴の作家さんを、それぞれ週代わりでお披露目し

「秋冬の旅支度」のオーダー会を行います。

 

 

まず一週目はこちら。kurosawa_web2

Handmade Leather Items
「KUROSAWA」革製品のオーダー会 -ハチからのおくりもの-
日程 2015/6/6 sat – 6/14 sun
時間 12:00-21:00
場所 eimeku 2F

 

 

念願だった「KUROSAWA」のレザーアイテムがeimekuにやってきます!

あまりの嬉しさに、eimekuチームはさっそく工房を訪ねました。

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「KUROSAWA」の工房は、千葉県茂原市の豊かな自然の中あります。

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やわらかな陽が差し込む大きな窓があり

その向こうには、生い茂った緑がやさしく揺らぎ、鳥のさえずりが聞こえてきます。

時折すぅーっと通り抜ける心地よい風。

時間が経つのを忘れてしまういそうな心地のいい空間で、一人こつこつ製作されています。

 

ちょこんとハチがとまっているかのような

リアルだけど可愛らしいユニークなハチの刺繍が「KUROSAWA」のトレードマーク。

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ハチのぷっくりした体は鹿革を裂いて、羽はロウ引きの糸で刺繍されています。

 

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工程はすべて手作業で、糸を通す穴を一つずつあけては、一針一針丁寧に縫っていくのだそうです。

工房に様々なアイテムが並べてあるのですが

この素敵な環境にどこからかハチが迷い込んでとまっているかのようにも見えてきます。

黒澤さんにとってハチのマークは、日常のひとときから生まれる必然的なアイテムなのかもしれません。

 

「KUROSAWA」のもう一つの特徴としては、ほとんどが淡いヌメ革を使用していること。

初めは淡い色ですが、何年も使い込むうちにできるキズや手あかなど

あらゆるものが時間の経過とともに馴染み

革の風合いとなって艶やかなアメ色に育っていくのです。

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いいアメ色になった編み込みのバッグは、奥さまのために作ったもの。

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生まれたお子さんにはファーストシューズを。

一番親しい人のために想いを込めて作ったものが

こうしてカタチになっていくのはとても素敵なことですね。

 

 

今回のeimekuのオーダー会では

特別に、バッグやお財布は、革の色を選んでオーダーいただけることになりました。

ただし、一人で製作されているため先着20点のオーダーとさせていただきます。

即売分もご用意する予定ですので、どうぞお楽しみに。

 

 

seki