アジアを回る番外編 -Thailand-
皆様こんにちは。
今回は普段の欧州コラムとは違い
夏休みを利用して家族でタイに行った事をレポートしたいと思います。
そもそも、何故タイに行こうかというきっかけは。。。。
2年前病気を発症して入院している時にバイブルでもあった『新100ドルで泊まれるアジアンリゾート』なる本を毎日読み返し
復活を遂げ行きたいと思っていた宿がタイのチェンマイにあったのと
6月にエイメクでもフェアを展開したレザークラフト『KUROSAWA』さん一家もタイのチェンマイが大好きで
何年か一回にチェンマイにロングステイをして過ごされるとお話を聞いて『現地で会いましょう』と
私も久しぶりに5年ぶりのアジアンリゾート熱が盛り上がってきちゃいました。。。
私は東南アジアのリゾートが大好きで
新婚旅行から、生まれたての子供だろうが連れ回しランカウイ島やバリ島など行ってました。
今回も過去の経験を辿り、出張へいくかの如く飛行機や宿を調べますが。。。。。
飛行機代が異常な程高い。。。。汗
そうなんです、夏のお盆時期が重なるのもありますが
飛行機は子供が2才以上になると自動的に大人となんら変わらない料金が発生してしまうのです。
加えてホテルベッドも1部屋で用意しているのはキングベッドまで、4人になると追加料金でエクストラベッドを用意したり
家族4人だと2部屋予約してと言われたり、大型のホテル以外は結構ファミリールームって無かったりします。。。
子供が大きくなればなる程家族旅行って大変なんですね。。。
タイ航空、日系航空会社のバンコクまでの直行便は高いので、飛行機は調べられる全ての経由地からしらみつぶしに調べます。。。
『香港、マニラ、台北、ホーチミン、北京、昆明、ソウル』調べればこれらの経由地からタイへは行けるそうですが
本当に今どこの国でもLCCがしのぎを削っており、とにかく航空会社数が多すぎる。
結局灯台下暗し、出発便を少しずらしたら日本でも流行りのLCC『Air Asia X』東京-バンコクまでの往復と
バンコク-チェンマイの往復がこの時期にしてはエコノミックな価格で発券する事が出来ました。
発券を済ませドタバタで準備、ホテル巡りの旅!!
タイトなスケジュールでタイ国内を移動しまくりで行って来ました!!
【KO SAMET(サメット島)】
KO SAMET(サメット島)への行き方は
バンコクのエカマイバスステーションからワンボックス型のバスにて揺られる事3時間
島と本土を繋ぐバンペー港へと到着!
そこから怒濤の客引きを避けながら島へ行く手段と値段を交渉。
バンペー港からサメット島は大型船
もしくはスピードボートで激しく揺れながら20分程でビーチに到着する事が出来ます。
バンコクから4時間程で行け、バンコク界隈の島では水の透明度が綺麗と言われ
プーケット島などとも比べ、島の物価やタクシーは安くビーチを選べばプライベートな静かな空間が広がる。。。。
とインターネットで仕入れた情報を元へ、最初はこの島へ!!
交渉等も含め、日本人には少し行き方が複雑なようで殆ど見られず。。。。
私も正直大変でした。
欧州からのお客様とツアーのロシアの観光客が凄く多いみたいです。
しかしながら実際ビーチ透き通っておりほぼプライベートビーチでレンタルオートバイを利用してもとても気持ちよく
ディナーは砂浜に素足を埋めサンセットビーチを眼前にビールにシーフードに舌鼓を。。。
ふと空を見上げると一面満天の星空が!!
いや~最高です、また来るよサメット星人。
2日間ビーチを堪能し、さあチェンマイへ向かいます!!
飛行機も時間が決まっているので。。。
ちゃんとお迎えが来るのかドキドキしながらビーチで待っていると。。。。
スピードボート、キターーーーッ!!
値段交渉が激しさを増したのと『08:30以降じゃないと迎えは来れねぇ』と最初に言われて少し不安だったのですが、流石ですね~8時ピッタリに。
『007』さながら島を脱出です!!
行きも帰りもこのコワモテな海賊船長です。。。
今にも違う島連れてかれそうで。。。。汗
バンペー港到着後、すぐに空港までのタクシー交渉後乗り込み、何とかバンコク-ドンムアン空港へ到着。
チェンマイ行きの飛行機に搭乗です。
【Chiang Mai South(チェンマイ南部)】
Hoshihana Village
チェンマイ空港から南に下ること30分
流れる時間を止めて欲しい。。。そう思えるチェンマイの人里離れたお宿です。
とにかく絶景
チェンマイのグランドキャニオンにてダイブ!!
岩に頭当てようが、沈んで溺れようが全て自己責任。
【Chiang Rai(チェンライ)】
チェンライアーケードバスステーションからチェンライに向けて出発です!
峠を通り、所要時間は3時間
Wat Rong Khun(ワットロンクン)
White Temple でも伝わります。
1997年より建造が始まり、完成は2070年とも80年とも言われているチェンライの仏教寺院なのです。
ここは地獄か天国か!!?
私も思わず度肝を抜かれっぱなしの小1時時間でした。
A-star Phulare Valley Chiang Rai Resort
Mueang Chiang Rai, Mueang Chiang Rai District, Chiang Rai
ホワイトテンプルから車で40分程、県道をひたすら北へ進むとあっというまに渓谷へ。
景色、空間、自然、どれをとっても桃源郷を味わえる正にチェンライの天竺なのでしょうか。
【Chiang Mai Central(チェンマイ中心部】
Banthai Village
19 Tapae Soi 3, Tapae Road,, Changklan, Muang, Chiang Mai 50100, Thailand
バンタイビレッジ、2013年入院時代『新100ドルで泊まれるアジアンリゾート』で知って、
必ず行きたいと思いを馳せたお宿です。
まるで京都の町家を改装したような古き良き焦げ茶色を基調とした建築にタイかラオスであろう藍染めのインテリア小物を合わせ
スタッフさんもブルーの制服でまとめヒストリカルかつモダンな雰囲気を感じさせてくれます。
ターペ門も徒歩5分で行く事ができ、旧市街、新市街まとめて楽しめる好立地な宿でもあるのです。
チェンマイ旧市街の玄関口とも言えるターペ門、昼夜問わず賑やかな雰囲気。。。。しかし何故か落ち着きとても好きです。。。。
ワローロット市場近くのカフェ
チェンマイのカフェは本当にどこもレベルが高いです、使用物件のセンスの良さ
ワイファイ環境含め何と言う居心地の良さ、タイコーヒーの味の良さに驚く事ばかり。
AKHA AMA COFFEE
こちらも私のハートをグサッと刺してくれたカフェ。
かと思えば、こちらは健康茶を売るカフェ、1杯5バーツ(18円くらい)飲んでデトックス、身体はポカポカ。
この感じも私は大好きです。
SP CHICKEN
9/1 Sam Larn Soi 1, Phra Singh, Muang, Chiang Mai, Thailand
本当に美味しいガイヤーン(鶏の丸焼き)が食べれるお店。
日本人の好きな出汁、下味がすると思ったら、取り出した内蔵に仕込んだスパイスやハーブ、タレの秘密があるらしいです。
炭火でじっくり焼く所もまじまじと見てしまいました。
あまりにあのチキンが忘れられなくて
普段色々と見なくていけないコダイラトラベルでは御法度のまさかの2度通いをしてしまいました。。。。
他の料理も含めて美味しいんですよ。
チェンマイはホテルがとても安いのです。
旧市街は至る所ホテル、ゲストハウスの建設ラッシュでした
BEDって何か度肝を抜かれるデザインで思わず次回滞在の為の取材を敢行。
私も2週間位、ゲストハウス貸し切って滞在したいですね。。。。
予想以上に広かったワローロット市場を散策中、気づいたら家族ともはぐれ途方に暮れていると
何かにおいを感じるベスパ、その前は時計屋。
何かありそうではないですか。
ありました!ありました!デッドストックが!アンティークが!
常に仕入れをしたくなってしまうのはもはや性。
交渉とプチ修理をしてもらい仕入れ完了。。。。。
そういや迷子になった家族をすっかり忘れてました。。。。
チェンマイ最終日
『KUROSAWA』一家と再合流
嬉しい事にエイメクのお客様でもあり
横浜黄金町にて古道具屋を営む『mabsau』坂本君も丁度タイに旅行中と連絡をいただき皆で落ち合い楽しいディナー
話しが尽きない2次会へと続き。
最高のタイ旅行のフィナーレとなりました。
最後になりますが、私が特にお勧めしたい、チェンライ、チェンマイ、カフェ、ホテルのご紹介です。
Chivit Thamma Da – Coffee House & Spa in Chiang Rai
179 Moo 2, Bannrongseatean Soi 3, Tambon Rimkok, Chiang Rai 57100
チェンライ中心地、コク川を望む好ロケーションに立つ、カフェとスパを共に経営。
カフェと済ませてしまうのが勿体ない位フードのレベルも非常に高く。
メニューのクオリティの高さ、コク川を望む贅沢すぎるアウトサイド席は
チェンライにわざわざ訪れてもお釣りがくる位満足をさせてくれる事でしょう。
Khagee (カジー)
29-30 Chiang Mai-Lumphun Rd.
チェンマイ東側エリア、ピン川を望む、こちらも素晴らしいロケーション。
私好みの鉄のドアをくぐると、使用しているフォント、テーブルや什器なども線が通って素晴らしい。
丁度接客をしてくれた女性の方が日本の方で
『そうか、ここは日本人オーナーさんのお店だから雰囲気が日本人好みなのか』
と思っていて、オーナーさんを紹介されると
ずっと集中して一杯を抽出しているバリスタのタイご出身のお兄さんでした。
空間だけではなく、焼かれるパン、一杯のコーヒー
サーブされる物全てのレベルは非常に高く、道中スコールに祟られながら飛び行った甲斐があったものです。
Wualai Sabaidee(ウアライサバイディー)
2/5 Wualai Rd. Soi. 3, Tambon Haiya, Amphur Muang, Hai ya, 50100
画像無く申し訳ないですが、こちらはホテルになります。
今回旅の中で1泊のみお世話になったのですが、旧市街から近い立地もですが
リーズナブルに宿泊する事が出来ます。
値段、ロケーション、施設も申し分ないのですが、何よりもスタッフさんの気回しの早さに感服してしまい。
タイ滞在中最も居心地が良かったホテルと言え
宿を色々回る事がテーマの今回の旅のホテルランク5つ星をあげたいと思います。
今回の旅で回ったお店やホテルは何処もビジュアルやブランディング
味の面など私のタイの想像を遥かに超えるレベルの高さで素晴らしかったのですが
そこを超えてまた来たいなと思わせる出来事はやはり『人』でした。
私も四十路近くになり、心寂しくなってきているのでしょうか。
自分では行き慣れた海外ではあるけれど、心の奥深くでは常に『不安』があり
それを取り除いて欲しいと感じています。
私にとってそれを取り除いてくれる一番の出来事は巡り会った人に何気なく与えられる安心感なのです。
私が何をして欲しいか事前に察知して動いてくれたとか全然そんな事ではなく
日本的な接客の難しい複雑な何かを求めるのではなく。
エネルギッシュな満ちあふれた笑顔のパワー、これだけで十分でした。
言葉は交わさず『もう何ら心配はいらないよ、ここでゆっくりしていってね』と言われているような。。。。
今の日本人が接客業問わず、置いてきてしまった物だと私は痛感しました。
Khageeさん店主
サメット島マッサージ屋さん
チェンマイトゥクトゥクドライバー(バイクタクシー)
Chivit Thamma Da – Coffee House & Spa in Chiang Raiさんスタッフさん
Wualai Sabaidee(ウアライサバイディー)スタッフさん
勇気と希望に満ちあふれたこの国の笑顔はこの旅一番の私にとって勉強となり
エイメクを皆様に向けて一番大切にしたい事が改めて形になった良い旅となりました。
今後とも宜しくお願いします。
店主