買い付け後記-seki- / 番外編 -Berlin-
ヨーロッパ買い付け2回目にして、1人での初ミッション。
ドイツでのお仕事を任せてもらえることになりました。
私にとって英語は高校で習う程度のレベルです。。。
でも、精一杯がんばります……!
一人ベルリンを楽しむために。
1、ありがとう、おはよう、さようなら、などの挨拶を覚える。
2、ベルリナーに前ならえ。(※言葉、食べ物など、ベルリナーのマネっこをする。)
もちろん、eimekuの御法度「マックに行ってはならない」も守ります。
今回の滞在は3日間。
買い付けの大仕事を頑張って1日で終わらせ
残り2日は、サインやディスプレイを勉強したり、街歩きの時間にあてることにしました。
いざ、出発です。
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ちょうどフィンランドの上空。
窓に氷の結晶がはりつき、きれいです。
出発から15時間。
着いたのは夜の9時過ぎ。
無事にホテルにたどり着き、チェックイン。
待ち合わせをしていたコーディネーターさんと食事に行きます。
再会を祝い乾杯。
ドイツと言えば、ビッグサイズのシュニッツェル。
ここのはサクサクで美味しくって、ペロリといけちゃいました。
話し足りないほど楽しい時間を過ごしたあと、別れてホテルに戻ります。
ホテルの入り口。
seki「鍵……ガチャガチャ……ん? ……あ、開かない……!?」
ここのホテル、夜中はフロントに誰もいないので
自分で鍵を開けてホテルの中に入らなくてはなりません。
鍵をじっと見つめます。。。
※ちなみに、一番上の鍵が、ホテルの入口を開ける鍵。二番目が部屋。
フロントのお兄さんが、回して押し込んで、反対から引き抜く。みたいなことを言ってたのですが。。。
回せど、開きません。やばい。。。
鍵がやや複雑で、開け方を完全に忘れました。
外の通りは深夜なので、人気も少なく、薄暗い。
うぇーん、誰かーーーー!
「ハーイ、開けられないの?」←たぶんそんなことを言っている。
たまたま同じホテルに泊まる女性が戻ってきたところで
マジックのように簡単に開けてくれたのでした。
夢???……そう思うくらい、グッドタイミングでした。
翌朝、気を取り直し、朝日が差し込む窓辺にて
最高のロケーションとともに、1日のスケジュールを確認しながら腹ごしらえ。
焼きたてパン、ハム、チーズとシンプルですが
周りの人のマネをして全てサンドしてかぶりつくと
「うまーーー!」でした。
コーディネーターさん同伴のもと
なんとか1日でお仕事を済ませ、残り2日間はフリータイム!
新しいブランドも見つかり、オーナーにいい報告ができます!!
秋冬の商品については、また後日レポートいたしますね。
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街歩きでステキなお店がたくさん見つかったので
ここからは、ベルリンのオススメのお店を中心にご紹介。
翌朝、早起きをして蚤の市へ。
まだ薄暗く、どこも準備中のようなので
居心地の良さそうなカフェを探します。
こちら、なにやらとても混雑していたので、ベルリナーにつられて入ってみることに。
ベルリナーに前ならえです。
「HOMEMADE」
店名どおり、食べ物も内装もスタッフの手作り。
スタッフの方も笑顔がすてきでとても親切です。なんという安心感。。。
悩んだ末、「LUNCH BUNDLE」という
サラダ+スープ+パン+レモネード、を好きな組み合わせで選べるセットを。
このボリュームでおよそ1,000円でした。
一度行ってみてください、通いつめたくなる美味しさです!!
※ちなみに、私は連日通ってしまいました。
少しですが、小雪の舞う蚤の市へ。
「Old Bottle」
「1960’s JUNGHANS Clock」
「Vintage Button」
こちらはベルリンのスーパーマーケットにて
食品や環境問題に先進的なドイツは、エコバッグもそれぞれに個性があっておしゃれです。
「Cotton Bags」
クラシックな什器がすてきだったお店。
「Winterfeldt Schokoladen」
昔、薬局屋さんだった建物や什器をそのまま生かしたチョコレート専門店。
とても寒かったので、ホットチョコレートを飲みたいのですが
メニューがドイツ語のみ。。。
ど、どれ???
「シンプルなホットチョコレートが飲みたいの」と
カタコトでお願いしました。
ちゃんと伝わったようです。
熱々で、甘すぎず、幸せな美味しさでした。
小腹が空いてたどりついたのがこちら。
「CURRY36」
カリーヴルストのお店です。
この左右の白い看板がメニューなのですが、、、またしてもドイツ語のみ。
カリーヴルスト専門店で、こんなにもメニューがあるとは……
とりあえず並びます。
すると、前の前のお兄ちゃんが「BIO !」と言い
その前のお兄ちゃんも「BIO !」と言うだけで頼めています。。。
そして、もしやBIOの方がおいしいのでは……?
ベルリナーにならうべく、私もメニューを無視し(読めないので)
「BIO !」
と言うと、ビオの美味しいカリーヴルストが出てきました。
「わーい!」
レベルアップしたので、成長の記録をオーナーに写メで報告……
こちらは、大きな公園Mauerparkの近くにあるカフェ。
この3日間で、もっともオススメしたいと思ったカフェです。
「ENGELBERG」
内装のデザインもとても雰囲気がいいです。
本を片手に長居したくなります。
人気店のようなので休日やお昼は混んでいるため、時間をずらしていくのがいいと思います。
その2件となりにあるドイツ料理屋さん
「Oderquelle」
ドイツで定番の食材を使った料理が食べられます。
オススメは3品のコースだそうで、私もこちらをいただきました。
量もたっぷりで、どれを食べてもハズレがなく、おいしかったです。
お店の雰囲気もクラシックでステキですし、スタッフの方の雰囲気もいいです。
最後に、デザインやアート関係の本がそろう本屋さん。
「do yo read me ?!」
本屋もいろいろと回りましたが、ここは一番種類も豊富でよかったと思います。
エコバッグもやっぱりおしゃれ。
さすがベルリン。
道の途中で見つけた駅のサインやポスターもかっこいいです。
今回の旅のお供は、3年前にeimekuで買ったTrippen。
これを履いていると、いろいろな方が
良いね、ナイス トリッペン!、と褒めてくれたり喜んでくれました。
ヨーロッパ各国から買い付けてきているeimekuのアイテムは
現地の人がこんなにも愛していて喜んでくれるようなものを
お店に並べているのだと、実感し胸が熱くなったのでした。
これからもeimekuは
止まり続けることなく、素晴らしい出会いを大切に
愛され続ける地場のアイテムたちをハンティングし続けたいと思います。
seki