2015.10.1 – 10.19 イギリス、フランス、ドイツ買付け後記 – sakai –

 

どうも、こんばんは!! sakaiです。
kodaira、sakaiともに無事帰国いたしました。
 
 
 
 
波乱溢れるアンティークハンティング。
 
なんというか、、こんなことってある??
 
慣れない経験に驚きっぱなしの日々でした。
 
 
 
 
 
 
オーバーリアクションではございません。
 
実際に行ってみたら、心に留めておくのは勿体無いくらいに思うほど、
 
ネタというか…ずっこけるようなエピソードで満載でした。
 
 
 
 
 
 
 
現場では凍りついた緊張感も、ここまできたらポジティブな話に変えたいところ。
 
ぜひこのコラムも、最後まで目を通してほしいです。
 
 
 
 
 
 
 
 
そして始めに大切なお知らせを!
 
オーナーkodairaと、背中を追うsakaiで買い付けていたアンティークは、
もうお店に並んでいます!
 
 
 
そして、すでにお客様に渡っているアイテムもありますが、
 
まだまだ素敵なアイテムが並んでいますので、どうか一度ご覧になってください。
 
 
 
 
 
 
 
 
文字の通り、必死で選び、探してきたもの。
 
 
 
 
 
 
 
 
いや、もう、、ほんと必死で・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さまざまな行程をたどってお店に渡ってきているもの。
なにか感じ取っていただけるかなと思います。
 
お店にいらしたら、心ゆくまでゆっくり見ていってくださいね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それでは、買い付けリポートいたします!
 
 
 
 
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イギリス、フランス、ふたたびイギリスへ、そしてドイツを辿りました。
 
 
 
 
 
 
別々の飛行機で日本を離れ、イギリスにて現地集合、
次の日からハードスケジュールの買い付けが始まります。
 
 
 
ぼくにとっては、1人旅で体験した買い付けを除けば、初のアンティークハンティング。
 
プライベートとお仕事では緊張感が違って、無理をして武者震いと言い張りたいほど緊張していました。
 
お仕事といえども、のびのびとリラックスして挑んでいないと、見つかるものも、見つからない。
 
ガチガチになっていた初日から、次第に余裕の取れる買い付けサポートを心がけることができました。
 
 
 
 
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今回行ってきたアンティークの会場は、
オーナーがお店を開いてから何年もかかって見つけた会場。
 
 
ヨーロッパでは、あちらこちらで蚤の市のようなフェアを開いているけれど
海外のフェア情報が、お店にも流れてくることは、まず無く。
 
アンティークハンティングの前に、まずは会場をリサーチする必要があり、
さらに言えば、良質なモノが期待できる会場かどうかは、
勘と運が大きく運命を握っているような気さえします。
 
 
 
 
イギリスに着いただけでは見つかりそうにないロンドンからも離れた会場。
 
ここでは、知っているディーラーさんが多く、オーナーも気心知れた様子で品定め。
 
 
 
 
陶器といい、時計といい、
次々と光るアンティークを見つけていきます。
 
 
 
 
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夕食は男手ふたりでcooking。。
 
器が良いと、自然と食材も映えますね。
 
 
 
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→France
 
 
 
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車ごと列車に乗るユーロトンネルで、ヨーロッパ本土、フランスへ。

列車内は数十分のアトラクションの様です。
 
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France
 
華やかなイメージを想像させるFrance
 
そんなところでの買い付け、とても嬉しいです!
 
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早朝まだ暗く、霧が深い中で現場入り。
ショコラかじりながら、明るくなるのを待ちます。
 
 
(…ん、何処かのコラムで聞いたような…)
 
 
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良いディーラーさんの処には、良いものが置いてあります。
 
ついつい次々と買い付けてしまうこともしばしば。
 
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時計、地図など、惚れ込んだモノばかりです

 
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→England
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ふたたびのユーロトンネルでイギリスへ。
 
 
 
オーナー!!もう一回あれ乗りたいです!!!
 
 
…駄々をこねたわけではありません。。
 
 
 
 
 
ふたたびイギリスへ戻った目的は、ずばりアンティークジュエリー!
良質なジュエリーをお目にかかれるところへ目指します。
 
 
 
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正直のところ、ジュエリーに力を注いだ買い付けでもあります。
納得のいくまで探して探して。。。
 
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どんどんと惹き込まれるアンティークジュエリーの世界。
華奢なモノにも魅力がこもる、不思議なものです。
 
 
ドイツからはオーナーと別々の行動になってしまいます。
 
その前にと、パッキングやハードな行程を乗り越えたご褒美と、
イギリスのメインストリートへ連れて行ってくれました。
 
 
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イーストウッド
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貧困街だった地に、アーティストなど活動家が色を与えて、一大観光地となったところです。
 
感度の高いお店、多国籍な料理の屋台が出ており、イベントも定期的に行っているので、
休日にはロンドンの若いひとびとの集うところでもあります。
 
時間があまりなく急足でしたが、またゆっくり見に行きたくなるようなところでした。
 
 
→Germany
 
 
ここからは、sakai買い付け単独紀行になります。
 
Antique Watch Fairで良い時計を探して来るんだとの指令!
 
 
ただひと言。  “ はい喜んで!!” 
 
イギリスからドイツへは、一人旅でもお世話になったDB列車で向かいます。
オーナーと同じ列車で向かいますが、途中乗り換えで行き別れ、
見送られたワンシーンは、やはり心寂しい気持ちに違いありません。
 
 
それからの旅が、自分にとって買い付けとはまた違う波乱が待っていました。。。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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<sakai番外編>
 
 
 
 
 
 
 
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【 コヤツは一体⁈ 】
 
 
笑うスティービーワンダー・・・?
 
 
 
ぼくにとっては、ヒーローでもあります。
 
 
 
 
色づいた葉が、地に落ちる頃の寒さのなか、
 
外で眠る自分に、手を差し伸べてくれた救世主なのだから・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オーナーと行き別れた列車の数時間後でした。
 
 
 
 
 
 
ドイツのケルンへは、列車を乗り換えなければいけませんでした。
 
予約したチケット片手に、無事時にケルン行きの列車に乗り込み、
 
これまでの長旅を振り返りながら、一息ついているなかで列車が走り始めます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
買い集めた時計を眺めながら、にやにやしている小坊主。
 
そして数十分、経った頃でしょうか。
 
 
 
 
 
 
 
 
列車が止まってしまいます。
 
そしてそのまま、数時間・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
無音に等しい程聞き取れないフランス語のアナウンスが響き、ざわつき始める車内。
 
 
 
 
 
 
 
なんのこっちゃ。
 
 
 
 
 
 
ドーナツほおばり、冷静を装っている小坊主。
 
 
 
 
ただ、何が何だかわかっていないだけなんだろう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
結局、ケルンに着いたのは、深夜12時を過ぎた頃でした。
 
そこからホテルへ向かいます。
 
いったい、何時にチェックインできるの……?
 
 
 
もう半ば半分、諦めがはじまっていたんですが、
 
希望はいつだって、捨てちゃいけないよね。。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
深夜2時過ぎに、ホテルに到着しました。
 
いやあ、ロビーが、暗い。
 
 
 
 
 
とりあえず電話を掛けます。
 
 
よくみたら、ホテル内で受話器がただ光っている。
 
 
 
 
 
 
向かいにあったこんな時のお助け番マクドナルドさんも、タイミング良く営業終了している。
 
 
 
 
 
 
 
どうしよう。。
 
 
 
 
大切に買い付けてきた商品たちは死守しなければならない。
 
 
 
外のベンチで休むには危険すぎる!そして、寒すぎる!!
 
 
 
 
 
 
 
とりあえず、ホテルロビー前のドアの裏に隠れるようにしゃがみ込む。
 
ドイツまできて、なにやってんだろう、自分。
 
 
 
 
 
これまでの疲労が溜まってるなか、容赦なく吹いてくる隙間風。
 
 
 
 
真っ暗な空間に突然、パッとライトが!
 
 
 
 
 
 はじめまして、スティービーワンダー。
 
 
 
 
 
いったいここでなにやってんだユー。
 
 
 
 
 
やたらとボディタッチが激しい。
 
 
 
 
 
ここのホテル予約してたんよ。
 
 
 
 
 
おれのファミリーのホテルだよ。
 
そいつはもう起きないけどな。
 
 
 
 
 
なんとか、たのむっっっっ!!!!!
 
 
 
 
 
必死の思いで懇願する。
頼む、せめて風が吹かないところで眠らせて・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
オーケーオーケー・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
言葉は通じずとも、思いは届くのですね・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
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また特等席を用意してくれましたとさ、トホホ・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
sakai