Karen -sashiko from Thailand-

 

 

始まりは、一つのポーチから。

 

 

私たちが初めてタイのお洋服をご紹介したのは4年前の夏。

オーナーがタイを訪れた際、偶然見つけた刺し子が施された小さなポーチ。

直感に響いたその一つのポーチから、旅は始まりました。

 

 

 

真夏のタイ、照りつける日差し。

見つけたポーチ片手にトゥクトゥクやバスを乗り継ぎ山奥へ。

進めば進むほど言葉は通じず、

気づけば帰りのバスを無くし途方に暮れることに。

 

旅はトラブルがつきもの。

それでも、握りしめた一つのポーチがオーナーの気持ちを奮い立たせます。

山を越え、言葉の壁を超え、タイ中駆け回り、

最後に辿り着いた先に待っていたのは、まるで宝物の山でした。

 

 

 

青々とした緑に囲まれた、三角屋根のショップ。

中にはタイ北部のカレン族、タイやミャンマー、中国などで暮らすヤオ族など

少数民族伝統のお洋服や、手仕事で作られた刺し子のお洋服が

所狭しと並んでいます。

 

一つのポーチがまるで宝の地図のように、

こんなにも素敵な場所へと連れて行ってくれたのです。

 

今度は、私たちが皆さんへこの素敵な出会いを伝える番。

 

 

 

 

4年の歳月を経て、良きビジネスパートナーとなった

オーナー、リンさんとタッグを組み、

私たちオリジナルのワンピース、そしてステッチと生地の色をカスタムして

スペシャルエディションのパンツとカットソーを作ってもらいました。

 

 

 

今回はこだわり、生地の生産、縫製が全てチェンマイのものを選びました。

ホワイトを除く生地は全て木で出来た機織りの機械で、

一本一本コットンの糸を手と足を使い織り作られています。

 

 

その後、裁断、そして一針一針刺し子のステッチを入れて行きます。

そう、このお洋服は1から10まで、始まりから終わりまで

全て人の手で作られているのです。

 

手仕事ならではのステッチのピッチの違いやラインの曲がりもあり、

もちろん1枚1枚異なり、同じものは2つとありません。

 

 

 

タイは微笑みの国。

どこへ行っても笑顔で会話が進みます。

たとえ言葉が通じなくても、笑顔とジェスチャーさえあれば

意思疎通だって出来てしまいます。

 

そんな微笑みの穏やかな国の人々が、

時間を掛け、手間をかけ、一つ一つ縫い上げた

どこにもない一着。

 

 

 

 

今は便利になり、機械も電波も発展し

遠く離れた場所でも簡単にコミュニケーションが取れる時代。

そんな時こそ、人の温かみを肌で触れられるような、

作った人の顔を思い浮かべられるような、

そんな特別な一着を選んでみませんか。

 

 

一つのポーチから始まった旅は、

私たちのお店で皆様の元へお洋服をお届けするまで、続きます。

 

一生に一度の夏。

このお洋服たちが皆さんの元へ届き、

夏の始まりの一歩になりますように。

 

 

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