TAKARAJIMA SENKOU

みなさんこんばんは、yoshiです。

 

待ちに待っていたこの日。

ようやく紹介できる日となりました。

「宝島染工」。

聞いたことのある方もいらっしゃるかと思います。

 

のどかな田園地帯の広がる福岡で、

草や木などを材料とした天然染料と伝統的な

手作業による染色技法を用い「中量生産」の染工場を2001年にオープンいたしました。

 

今では貴重となってしまった藍をはじめとする天然染料。

自然から溶け出した優しくも深みのある色。

月日を経るほどにゆっくりと色が育つさまは二度、三度と楽しんで頂けます。

そんな天然染ならではの良さを生かし、

人から人へと受け継がれた技術を用いて一点ずつ手作業で染め上げ、

現代の暮らしに寄り添うモノとコトを提案されています。

 

化学染料が使用されるようになった十九世紀半ばまでは、全て天然染料で染め上げた物を着ており

虫よけ・薬効・身分など、実用性から装飾へと染色技術は人から人へつながれていきました。

安価で便利な化学染料に比べ、今となっては貴重となってしまった藍などの天然染料。

伝統的な技法で一点一点染め上げられたお洋服はうっとりするほどシルエットが美しく

ふわっと包み込むような優しい感覚さえ覚えます。

 

 

 

私が初めて宝島染工さんの名前を聞いたのが長野県にある「わざわざ」という

素敵なパン屋さんでした。

3年前に「わざわざ」に行くために長野へ行くことを決めたのですが

その時は店内も混み合っていてなかなか見れなかったのですが

後日帰ってきてからオンラインストアがあることを知りそこで見つけたのが

宝島染工さんのお洋服でした。

その時から直接見れなかったことを悔やんでいたのですが

今回ブラウベルグで行われた「いとう写真館」さんからの繋がりで

今回eimekuでご紹介できる運びとなりました。

 

まさかこんなに沢山の素敵なお洋服を間近で見て、

手にとって着用できるとは思っていなかったので

私自身とても楽しみにしておりました。

着用した時の喜びといったらなんのその。

目を奪われる綺麗な染色されたお洋服に写真撮影が進まないほどでした。

 

 

前置きが長くなってしまいましたが

せっかくなので一部届いたばかりのお洋服を紹介させて頂きたいと思います。

 

ますは宝島染工さんの定番『切り替えリネンシャツ』

色は藍染のINDIGO、薄墨染のLIGHT GRAYと泥藍染のBLACKの3色。

(左:泥染め×藍染 中央:藍染 左:薄墨染)

定番カラー藍染のネイビー、薄墨染めの白に近い優しい色味のグレー、

泥染に藍染を重ねたブラックの3色でのご用意です。

 

 

ブラックは泥で染めた上に藍染めを重ねてこの色を表現しています。

もともとは喪服を染めるための伝統的な技法だったこの染め方で

生地の場所によってはうっすら藍の部分が見え、単一色の生地にはない微妙な表情を見せてくれます。

 

日本における藍染めの歴史は古く、江戸時代から庶民に愛され親しまれてきたそうです。

野良着、仕事着、夜具類、産着等の用途の他、蛇などの虫よけ、消臭、殺菌作用等の効用もあるとされています。

なので最初袖を通してきた際に独特な香りがする場合がありますが上記の用途もあり

今のシーズンには嬉しい効用です。徐々に気にならなくなってきますので

そちらも味と思っていただければと思います。

それぞれの天然染料・染色技法については『こちらより』ご覧いただけます。

 

リネン切り替えシャツ

シンプルで上質なリネン100%の定番シャツ。

厚手のリネン生地と3mmの貝ボタンで仕上げられた切替シャツ。

サラリとした心地よさと胸の部分は緩やかにラウンドした切り替えのデザインが特徴的です。

私もなのですがこのvintageディテールが好きなかた、沢山いらっしゃるかと思います。

写真でも素敵なのですが、着用いただけるとよりこのリネン独特な風合いと

柔らかい着心地を感じていただけます。

経年とともに少しずつ色落ちして味わいが増し、

生地もこなれてやわらかく馴染んでいきます。

一枚は持っていたい、ワードローブの定番になってくれるそんな一枚です。

リネン切り替えシャツIndigo, light grey ¥22,500-(taxincluded) Black ¥28,050-(tax included)

 

経年変化について…

経年変化の様もとっても素敵で宝島染工さんのサイトよりご参照いただけますので

ぜひご覧くださいね。

長年使用いただいたシャツも色が薄くなったあとは役目が終わりというわけではなく

宝島染工さんでは有料で染め直しもして下さいます。

スタンダードのお気に入りのものを長く使いたい、そんな方にぴったりのお洋服ばかりなんです。

 

 

お洗濯について…

お洗濯が心配なかたも多いかと思うのですが

植物を大切に育てるのと変わらず手をかけてあげるだけで

長く着用頂けます。

基本的にはご自宅洗いで、最初は色移りがあるため別で手洗いしてただくことをお薦めします。

(藍染の場合はデニムなどの濃い色のものと一緒なら洗濯機でも大丈夫です。)
数回洗って色落ちがほとんどなくなった後については、洗濯機での洗濯で問題なく
洗による緩やかな経年変化はありますが、他のものには移らなっていきます。

最初だけしっかり分けて洗っていただければあとは他のお気に入りのお洗濯と変わらずです。
ネットに入れ、中性洗剤で洗っていただくとより丁寧に洗って頂けますので

ご自身の日々のお洗濯のスタイルに合わせて頂ければ問題ないかと思います。

 

保管方法について…

藍染製品は長時間光に晒し続けると退色してその部分だけが黄ばんで来ることがあるので、
干す際は陰干し、保管は光の当たらないところ(クローゼットや引き出しの中)をお薦めします。
もし退色した場合、まずは一度水で晒してみると色が復活することもあるので、

気付いたらすぐに水通ししていただくと良いかと思います。

 

真心込めてつくらた一点一点のお洋服。

洗濯が大変と思われる方もいるかと思うのですが、そんなことは決してありません。

この先何年も使うことになる一点になるか思いますので何十回も洗う数回のみ

優しく手間をかけてあげるだけでその先は経年変化を楽しむだけです。

着心地の良さをぜひ実感頂きたい、声を大にして叫びたいほど素敵なお洋服です。

 

これから少しずつ何週かに分けてお洋服の紹介をさせて頂きますので

本日は写真でお楽しみ頂ければと思います。

気になる商品がございましたら、店舗の方にお問い合わせ頂ければと思います。

 

 

 

 

 

宝島染工の製品はとにかく縫製が丁寧なんです。

長く着てもほつれ・伸び・たるみがなく

職人さんたちの丁寧な手仕事があるからこそ、経年変化を楽しんで頂けます。

作り手の温かみが伝わってくる、そんなとっておきの一点一点。

 

9月まで商品少しずつ追加しながらご紹介させて頂きます。

一着は持っていたいそんなお洋服を見つて頂けたらと思います。

 

 

onlineshopも近日更新させて頂きますにで

遠方で来れない方、楽しみにして頂ければと思います。

 

 

 

yoshi

 

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