special tableware from HASAMI

 

 

みなさんこんにちは、muuです。

 

気が付けば、5月も残すところあと1週間を切り。

あっという間に1年の半分が過ぎようとしております。

 

大盛況に終わったP.T WORKS & DESIGNのオーダー会。

オーダーしてくださった皆さま、仕上がりを楽しみにお待ちくださいね!

 

 

本日は、instagramで入荷情報をお伝え後、

反響のあった波佐見焼き第二弾!

とても綺麗な色味が素敵で、店頭でも絶対にみなさん

手に取ったり、眺めたりしてしまうほど。

 

第一弾も、ありがたいことに、既に完売している

お皿たちもちらほら。。

 

その時にはお伝えできなかった、買付のお話も合わせて、

ご紹介できたらなと思います!

 

 

今回の波佐見焼き仕入れ。

事の発端は、2月に知り合いのディーラーさんよりお皿を仕入れた時。

こんなにお皿が好きなのかと、

オーナーに、”3月福岡に行くときに、窯元めぐる?”

 

そんな一言から、オーナーとのお仕事で福岡に行くことが決まりました。

私にとって福岡は大学生の時に旅行で行った以来なので、

本当に久しぶりの福岡、そして初めての出張、

海外仕入れもまだ行ったことがないため、

関東以外での直接仕入れは初めてで、ドキドキしながら過ごした5日間でした。

 

 

昔から、食に関することが好きだったからなのか、お皿が大好きで。

特にこの焼き物が…などはないのですが、単純に、見た目として。

 

”このお皿にはこのお菓子をのせたい!”

”このお皿にお料理が盛られたら、きっとすごく素敵なんだろうな…”

”このお皿で朝ごはんプレートみたいなもの、作りたいな”

 

 

そんな妄想のみが膨らみ、気付けば一人暮らしが決まる前から

着々と将来のためにお皿を買い集め。

(以前の職業柄か、キッチン道具も大好きで、これを作りたいからこれを買おうと、

使う予定はまったくなくても、いつかはと思い買ってしまうほど、収集癖が…笑)

 

横浜に引っ越してきた後も、もう必要ないであろうと思っていたのに、

お店で素敵なお皿などを見つけると、気付けば買い…

そして最近では、絵柄が素敵なvintageのお皿の魅力にどっぷり浸かってしまい、

スイッチが入って、色々と探しては購入し。そんなことをしておりました…。笑

 

 

はじめての窯元めぐり。

勝手なイメージでは、広い土地に、ぽつんと窯元があるのではと思っておりましたが…

 

こんなに窯元がたくさんあるのかと、

通る道、至る所にある窯元にわくわくしておりました。

 

 

ずらーっと並んだお皿たちは、まさに夢のような空間。

和皿、洋皿、中華皿。

サイズも普段使いできるものから、

きっと業務用なのかな?というものまで。

 

床には割れた陶器をコンクリートで埋め込んでいたり。

お店としても、とても気分のあがる場所ばかり。

 

 

 

そして、今回第二弾にて到着した食器たち。

こちらはすべて、”やきもの工房・ギャラリー 京千” にて見つけた子たち。

 

他の工房やショップが多く連なる道からは少し離れた、

緑豊かな山間に、工房やギャラリーがありました。

 

 

ここは、私が行きたい!とお願いをして連れて行っていただいたのですが、、

実は、大学生の頃アルバイトをしていたお店で、京千のアイテムが並んでいたのです。

 

その頃は、波佐見焼きとは知らず、

かわいい箸置きや置物だなぁと、気になっていたくらい。

(昼寝やスイマーなど、置いてあるだけでも可愛らしい

箸置きは、ぜひともみなさんに見ていただきたいです!笑)

 

今回波佐見焼きを仕入れる!と決まって色々調べていたところ、

見覚えのあるアイテムを発見し、伺いたいなと思っていたのです。

 

 

こちらでは、登り窯を実際に見せていただき、

ごろごろと並んだ大量の大きな薪、

今まで数え切れないほどの器たちが焼かれていたのであろうと思える

釜についた灰など、圧巻でした。

 

 

今回仕入れたお皿たちも、また特別なもの。

 

 

1番目を惹く色味が特徴のシリーズ、”釉彩”。

 

 

京千の代表の方が、30年程前にドイツで赤い顔料と出会ったことがきっかけ。

ヨーロッパでは、タイル制作に使用されることが多いみたいですよ。

 

「赤い色が日本人にとって特別な色だと思ったから」

 

そんな理由で持ち帰ったそうですが、

現在こちらの顔料を使用しているのは京千のみ。

 

今もなお、フランスから輸入しているようです。

 

 

確かに、日本では一言で”あか”と言っても、

赤、朱、紅など様々な漢字がありますよね。

そして、それぞれに意味があり、色がもたらすパワーがあります。

 

 

さらに、制作過程において、この釉彩は筆で着色しているため、

この均一ではない、ムラや揺らぎなど、味のある色味になっているのです。

 

きっと、窯の温度や火色で表情が変わることで、

他にはない深い色が表現できているんですよね。

見るほどにうっとりと。

さらに個体差が面白いアイテムです。

 

 

もちろん、赤以外の色も、透明感や深み、

艶感など、全てに魅力があり、思わず吸い込まれてしまいそう…!

 

こちらのカップやお皿たちは、その顔料がヨーロッパから届かないと

作る事のできないシリーズなので、常に作成されており、購入できるわけではないんです。

 

 

 

 

続いてはDROPというシリーズ。

なんと、こちらも定番商品ではなく、気まぐれに生産しているんだとか。

 

 

きっかけは、5年程前に、ご友人からの依頼で制作した事。

多くの箸置きを制作している京千だからこそ、

釉薬という、陶器を覆うガラス質が豊富にあり、

これまでの経験を活かし、楽しみながら作っているシリーズなんだそうです。

 

 

そんな話を聞くと、1枚1枚にますます愛着が湧きますよね。

 

かわいいものから、クスッと笑ってしまうユニークなもの、

さらには思わず目を惹くくらい他では見た事のないシリーズまで。

 

本当に、様々な作品を作られるからこそ、

そして、スタッフのみなさんがそれぞれ楽しみながら作られているからこそ、

魅力あふれるアイテムたちが、たっぷりと揃っているのだと思います。

 

 

 

 

本当は、出張のお話もじっくりと書きたかったのですが、

既にかなり長くなってしまったので、

福岡の美味しいご飯たちのお写真だけ、お裾分けです!笑

 

 

どのお店のごはんもとっても美味しくて。

そして、心温まるエピソードもあり、福岡に住みたくなるくらいに

本当に大好きな、そしてまた行きたい!そんな場所になりました。

 

(個人的には、ごまさばにどっぷりとハマり、

毎日食べたいくらいに、横浜でも食べたいくらいに大好物に。。。)

 

 

福岡出張のお決まりの締めのお店では、大将とパシャリ。笑

 

お食事が美味しいのはもちろんですが、

常連の方でも、初めての方でも、どんなお客様が来ていようと、

居心地の良い空間を提供してくださる素敵なお店。

 

至れり尽くせりの時間に

ほっこりと温かい気持ちになりました。

 

語り足りないですが、詳しくは、店頭でお話させてください!

これから福岡に行く予定の方も!ぜひ!!

 

 

 

と、最後はお皿が関係なくなってしまいましたが…笑

 

ギフトに。ご自身用に。

お家にあるだけでも気分が上がるような

素敵さがぎゅっと詰まった波佐見焼きたち。

 

続々と届く夏物たちと共に。

じっくりと悩む時間を楽しんでいってくださいね。

 

 

muu

 

 

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