Original Vintage Style from Italy taro

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皆さんこんにちは、taroです。

 

ほんの数週間前までは半袖で出歩いていたのが嘘かのように、

すっかり秋らしく、肌寒い今日この頃。

 

eimekuには続々と各国からの秋冬ものが届いております!

 

今回はイタリアから届いた上質なお洋服たちをご紹介します。

 

イタリアは私にとってもいろいろな意味で非常に思い出深い国。

 

今月初めにオーナー kodaira が綴ってくれたmenu

10/3 からのmenu kodaira

こちらでも語られておりますが、

 

大人になって初めて公衆の面前で怒鳴り散らされた場所。

 

どうにか乗り切って空港に辿り着いて一安心、

そんな安心も束の間に、今度は海外で初めてロストバゲージに遭う

 

楽しい思い出ばかりでなく、そんな踏んだり蹴ったりな思い出も。

 

それでもまた訪れたいと思わせてくれる

 

そんな魅力的な国。

 

豊かな自然と歴史を感じさせる街並み。

 

 

買い付けで訪れるヨーロッパの国々はどこも歴史を感じさせてくれますが、

イタリアほど歴史と肩を並べて暮らしている国は他にはないと感じました。

 

そしてやはり美食の国。

 

何を食べても、本当に美味しいんです。

 

 

トマト、バジル、モッツァレラ、

そこにオリーブオイルと塩胡椒。

 

それだけでなんでこんなに美味しいんだ?!

 

それぞれがフレッシュで、余計なものを足さずに

シンプルに引き立たせ合う。

 

そんなふうに自然と素材を活かすことが、さらっとできてしまう

凄い国なのだと感じました。

 

それを食べるためだけにでもまた行きたい。

たとえまた怒鳴られようとも。。。

 

 

 

そんなイタリアから届いた新たなブランド

 

Original Vintage Style 

 

2002年、イタリアはトスカーナ、繊維産業が盛んな街プラートにて

ビンテージ品と新品を組み合わせたブランドとして生まれました。

 

最初はアメリカから買い付けたビンテージのTシャツの

グラフィックやレタリングを切り取って、カシミヤのセーターの装飾として使い、

ユニークでクラシックな被服を作るところから始まりました。

 

 

今は、材料としてビンテージを使うことはしていませんが、

過去のビンテージの印象的なアイテムを現代風にアレンジした新品を作るブランドになっています。

 

素材は、イタリアの卸業者から選んだ高品質な物を使っており、

染めと洗いの加工は特にブランドの仕事の核として、それぞれの服を個性的に仕上げています。

 

ワードローブとして、汎用性が高くありながら全てのアイテムが個性を持ち合わせている。

 

そういったアイテムを提供しています。

 

 

まずはヨーロッパのワークウェアを代表する生地であるモールスキンのパンツから。

 

 

モールスキンと聞くと、

「硬い」「重い」というイメージを持つ方もいるかもしれません。

けれど、Original Vintage Styleのそれはまったく別物です。

 

まず手に取って驚くのが、しなやかさと柔らかさ

 

 

しっかりとした厚みがあるのにゴワつくことはなく、

起毛のある表面が肌に馴染むように優しい。

 

そして冬には嬉しい、ほのかな温かみ

 

必要な要素だけを残した、

イタリアらしい“素材の活かし方”が光ります。

 

 

シルエットは、

ゆとりを持たせたややルーズなストレートライン

 

なのに、不思議とだらしなくならない。

 

穿いた瞬間に分かる、

大人の上品さを失わないワークシルエットです。

 

 

カラーは

ブラックブラウンの2色展開。

 

どちらも製品染めならではの奥行きあるトーンが魅力。

 

光の角度や洗いざらしの表情が変化していくので、

育てる楽しさも存分に味わえます。

 

 

男性に限らず、もちろん女性でもお楽しみいただけます。

 

Original Vintage Style Moleskin Pants ¥32,780 (tax included)

 

 

続いては

一目するとデニムのような無骨さを持った

硫化染めのチノクロス

 

 

硫化染めは、ミリタリーウェアにも多く使われる染色方法で、

くすみと奥行きのある色合いが生まれるのが特徴です。

 

穿き込み、洗いを重ねることで

自然な色落ちが生まれていきます。

 

 

生地の厚みは程よく、柔らかくて動きやすい。

 

ハードすぎず、クリーンすぎず、

大人のふだん着としてちょうどいい塩梅。

 

デニムのように育ち、チノのように上品に穿ける。

 

そんな“いいとこ取り”の素材です。

 

 

こちらのパンツも適度にゆとりを持たせて履き心地は快適に、

それでいて裾にかけてほんのりテーパードがかった

綺麗なシルエット。

 

その品のあるシルエットとやや無骨な印象を与える生地感とが

絶妙なバランスを生み出してくれます。

 

Original Vintage Style Sulfur dyes Chino Pants ¥30,580 (tax included)

 

そしてこちらは同生地を用いたジャケットも。

 

 

ヨーロッパのワークジャケットらしいデザイン。

 

 

こちらもまた無骨さの中に品を感じさせるのは

素材や仕立ての良さからでしょう。

 

 

セットアップで着てもやり過ぎ感のない、

程よくカジュアルに楽しめる一着です。

 

Original Vintage Style Sulfur dyes Chino Pants ¥43,780 (tax included)

 

 

 

イタリアは

 

古いものと生きることが決して特別なことではなく、

日常に根付いている国。

 

そして素材の良さを引き出し、活かすことが得意な国。

 

だからこそ、

過去の名品を最高の素材をもって現代に整えて差し出す

Original Vintage Style のようなブランドが

自然と生まれてきたのだと思います。

 

消費して終わりではなく、

日々の中で上質な着心地を与えてくれて、ゆっくりと確実に育っていいく服。

 

そんな一着を、これからの日常に加えてみてはいかがでしょうか。

 

taro

 

 


 

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