皆さんこんにちは、taroです。
気がつけば2026年ももう4月。
夏のような日差しが降り注ぐ日もあるかと思えば、
急に寒くなったり、激しい雨が打ち付けたりと
そんな安定しない気候もどこか春を感じさせてくれる今日この頃、
まさに今着たいお洋服が届いてまいりました!
秋冬ではもはや定番として、多くの方にご愛用いただいているブランド
Portuguese Flannelより、
今回はeimekuでは初となる、春夏のコレクションをご紹介いたします。

Portuguese Flannel
4世代に亘って良質な生地を作り上げるファクトリーが、
“自分たちの作る最上級の生地を用いた服を届けたい”
という思いのもと、ポルトガルの陽光と職人技で作り上げるブランド。
北部ギマランイスに構える自社工場では、
100年以上にわたって家族で生地を織り続けています。
糸の撚り、織りの密度、仕上げの洗いに至るまで
すべてが“布そのものを作る”ことへの真摯な姿勢から生まれています。
ブランド名が示すとおり、彼らを代表するのはフランネル素材。
しかしながらこれからの季節に着るには暑すぎてしまいます。
そこで彼らが選んだのは軽やかなリネン素材です。

ヨーロッパでは古くから、
リネンは日常着として使われてきました。
汗を吸い、乾き、洗い、また着る。
そうした生活の中で、
少しずつ風合いを変えながら、
長く付き合っていく素材です。
だからこそ、彼らがこの時期の素材としてリネンを選ぶのは必然。
暑い時期に着る服で、
「涼しい」と感じるものはいくつもありますが、
「楽だ」と感じる服は、意外と多くありません。
リネンは、着るための素材というより、
過ごすための素材です。
袖を通した瞬間に感じる、
少し乾いた、ひんやりとしたタッチ。
肌にまとわりつかず、
風だけがすっと抜けていくような感覚があります。
それ故に、日本の湿度が高い暑さにも自然と馴染んでくれます。
そうしたリネン素材も、
1930年代から続く織物工場にルーツを持つ彼らは
非常に上質な生地の日常着へと落とし込んでくれています。
そしてポルトガル北部は、今も織物産業が残る地域。
量産ではなく、
風合いや質感を重視した生産が続いています。
織り上げた生地に、
洗いや染めといった工程を重ねることで、
最終的な表情を作り上げていく。
だからPortuguese Flannelのリネンには、
どこか最初から“着慣れたような空気”があります。
それを最もわかりやすく表してくれているのがこちら。
LABURA LINEN JACKET
— 日常に馴染むジャケット —
中肉のリネンをしっかりと織り上げることで、
生地としての強さを持たせつつ、
その後に施された染めや洗いによって、
繊維をほぐし、最初から柔らかく馴染む状態に仕上げられています。
手に取ったときに感じる、
わずかに残る張りと、しなやかな落ち感。
そのバランスが非常に良く、
着用したときに自然と体に沿っていきます。
やや毛羽立ちのある麻らしい表情でありがなら
肌あたりは非常に滑らか。
程よい厚みがありながらも、光にかざすとほんのりと透け感が出る生地です。
ユーロもののビンテージカバーオールを思わせるワークスタイルデザイン。
ジャケットでありながら構えすぎず、
シャツの延長のように程よくラフに羽織れるバランス。
贅沢にあしらわれる、水牛と並ぶ高級天然素材であるコロゾボタン。
機能性とデザイン性を両立させた内ポケットなどのディテール。
日常の中で、無理なく使える“ちょうどよさ”があります。
カラーは3色での展開。
ユーロワークを彷彿させるネイビー。
シャツでも、カットソーでも
汎用性の高い一着。
春夏らしい、軽やかなエクリュ。
ウォッシュのかかったデニムや同系色のスニーカーで春らしく合わせたい一着。
ミリタリーライクなオリーブ。
ナチュラルな質感の中に、少し無骨さを兼ね備えた
男心をくすぐる一着。
着込むことでアタリや風合いが生まれ、
少しずつ色や表情に奥行きが出てくる。
時間をかけて、自分のものになっていく一着です。
流行や季節に左右されるというより、
長く付き合っていくための服と言えるかと思います。
Portuguese Flannel LABURA LINEN JACKET ¥43,780(tax included)
生地・構造・加工、そのすべてに時間と工程がかけられた、
ただの服というよりも、むしろ
時間をかけて整えられた生地を纏うという感覚に近い一着です。
続いて、ポルトギーゼといえばやはりシャツ。
LINEN SHIRT
— シンプルだからこそ、完成度が問われる一枚 —
最もベーシックで、最も誤魔化しが効かない。
均整の取れたリネン生地と、無駄のない構造。
一見すると非常にシンプルですが、
だからこそ、生地の質感がそのまま表れます。
ジャケットと比べるてさらに軽くしなやかな生地感。
リネンは繊維の内部が空洞になっており、
熱や湿気を外へ逃がす性質があります。
そのため、単に軽いのではなく、
着ていて“こもらない”感覚が生まれます。
このモデルは、その特性を最大限に活かした生地。
軽さと通気性を持ちながら、
崩れないバランスで成立しています。
細番手のリネン糸を用い、
あえて密度を抑えて織ることで、
風が通り抜けるような軽さを持たせています。
光にかざした透け感もより爽やかに。
こちらも高級感あるマザーオブパールのシェルボタンと、
素材選びには余念がありません。
そして
光の当たり方によってわずかに変わる表情や、
着用によって生まれる自然なシワ。
そういった細かな変化が、
このシャツの印象を作っていきます。
袖を通したときの軽さは、
まるで空気をまとっているような感覚。
肌との間に、わずかな隙間が生まれ、
そこを風が通り抜けていきます。
生地はもちろんのこと、
仕立てやパターンにも抜かりはなく、
一枚でラフにも着てもさまになる。
当然、LABURA LINEN JACKETとの相性も抜群。
リラックス感は残しつつも、だらしなくならない絶妙なバランス。
ヘンプ素材のビンテージジャケットを合わせれば、
程よい抜け感のあるドレススタイルも。
豊富なカラーも魅力。
ベーシックな一着を選ぶのか、
はたまたこの時期らしく遊びを効かせるのか。
ご自身のワードローブやその日の気分で楽しんでお選びください。
Portuguese Flannel LINEN SHIRT ¥27,280(tax included)
この軽さは、単に薄いということではなく、
快適な着心地を成立させるために作られた軽さです。
そのための織りの技術が、この一枚を支えています。
最後は少し趣の異なる一枚。
EXPRESS LINEN SHIRT
— 張りのあるリネンを育てるシャツ —
リネンの軽やかさと同時に、しっかりとしたコシを持つ一枚。
細番手のリネン糸を用いながらも、
あえて密度を保って織ることで、
パリッとした張りのある生地に仕上げられています。
袖を通したときに感じるのは、
柔らかさというよりも、軽やかなハリ。
生地が肌にまとわりつくことなく、
わずかに浮くような感覚があり、
その間を風が抜けていきます。
リネンは繊維そのものにコシがあり、
着用によって生まれたシワや立体感が、
そのまま生地の表情として残っていきます。
このシャツもまた、
着るほどに輪郭が少しずつ変わり、
自分の身体に沿うように馴染んでいきます。
整えすぎなくても成立する佇まい。
プルオーバー、バンドカラーといった
ラフな要素を持ちながら、
生地の張りがあることで、自然と印象が整う。
そんな風に一枚でも整いながらも、
ジャケットを羽織った時の収まりの良さもまた魅力。
こうしたカバーオールタイプのアウターには特に、
このバンドカラーが良く合います。
しっかりと緻密に織られたハリとコシを楽しみながら、
最後は自分の身体に馴染ませていく。
そして気負わずに手に取れる一枚でありながら、
だらしなく見えない。
育てる楽しみと、
日常の中で自然とバランスを整えてくれる汎用性の高さ
それぞれを兼ね備えた一枚です。
Portuguese Flannel EXPRESS LINEN SHIRT ¥28,380(tax included)
生地の良さと作りの良さ、
そこに加えて自分に馴染んで変化していくという
そんな”体験”を得られるシャツです。
リネンという素材そのものの良さに加えて、
着ていて無理がなく、
日常の中で自然と手に取れること。
流行に左右されず、
長く付き合っていけること。
そして、シンプルであるからこそ感じられる、
服としての完成度の高さ。
決して手の出しやすい価格帯ではありませんが、
それぞれに、価格以上の価値を感じていただける一着です。
季節で選ぶのではなく、
その日の用途や気分で選ぶ。
はじめてのPortuguese Flannelがおくるリネン。
taro