2014/6月 イギリス、フランス買付け後記

前回の買付けの時に、ヒースロー空港で無くなり穴が開いて戻ってきたトランクと
壊れていたカーナビも復活し、準備はバッチリです。

今ではパソコンも必需品。
その場その場に合わせて、飛行機や宿を取りながら移動できます。

LINEでの連絡は常に取れるし、電話も無料だし
本当に便利なんですが、なんだか息をつく暇が無くなっていくような気もします。。。
でもやっぱり便利!

 

今回の任務は、イギリスと初のフランスでのアンティークハンティング!

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早朝から街道沿いにあった屋台でがっつり、ベーコンと目玉焼きのハンバーガーを食べていきます。

 

イギリスでの車移動もずいぶん慣れ、
カーナビとiPhoneを駆使し、目的地までまっすぐ進んでいきます。

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順調に買付けを進めながら、ドーバー海峡を渡るためフォークストンに向かいます。

フランスは右車線に変わり、ラウンダバウト(交差点)も右回りとすべて反転するので
すぐに対応できるかなとちょっと不安。。。

 

フォークストンからはなんと電車に乗るんです!

 

思い出すこと5年程前・・・
ロンドンから深夜バスでパリを目指したとき
深夜0時、イギリスを出る前にバスからおろされ、トランクから荷物まですべてひっくり返され
細かくどこに行くのか?宿泊場所は?など決めていないことを聞かれ、ようやく通れたと思ったら

同乗していた別の方が大量の携帯電話を持っていて
フランスには入国できないので、連帯責任でロンドンに戻りますと。。。。。。

運転手と乗客のフランス語でのけんかの始まりです。

何を言っているのかさっぱりわかりませんでしたが、
携帯を持っていた人だけそこに置いて、進むことができました。

 

そんなことがあったので、
かなり厳しい荷物チェックを覚悟し、買い付けたアンティークをなるべくコンパクトしてに挑みます。

 

チケットはユーロトンネル(英語)で買う事ができます。
乗車時間帯が早朝や深夜だとかなり安くなるんですよ。

 

車に乗ったまま、パスポートコントロールへ
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ドキドキしていましたが、窓からパスポート見せただけですんなり出国完了。。。

まさかフランスについてから、戻そうという魂胆なのか?!

 

出発待ち駐車場には、サービスエリアのようにレストランやカフェなどがあり
ひとまずコーヒーを飲みながら、時間までゆっくり気持ちを落ち着かせます。

 

掲示板に表示されたらいざホームへ
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ホームから電車に乗り込んでいきます。
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中はというと、椅子をとったような、電車ですね。。。
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車に乗ったまま電車に揺られ、30分ほどでフランス、Calaisに到着です。

荷物検査も無く、電車から降りたらそのまま国道へ。
あの5年前の厳しい荷物検査はなんだったんだろう。。。

 

さぁ、フランス買い付け初日
村全体を使ってやっている巨大なフリーマーケットのような雰囲気。
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地元や近くの住民が多く、日々の生活で必要な日用品などを目当てに来ている人がほとんど。
こういったマーケットがフランス全土で行われていて、きっと生活には欠かせないものなのかな。

古くなったら捨てるではなく、また気に入ってくれた人が使い循環していくことが
当たり前のように根付いているように感じます。

 

八百屋さんやカフェなども出店していて、早朝マルシェですね。
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今回はCalaisからLille、Lens、Therouanneと回ったのですが
どこの会場でも英語がほとんど通じませんでした。

 

少し英語を話せる方に教えてもらったのですが、50歳位から上の人は
学校で一切英語教育を受けていないので、特に地方では話せない人が多いようです。

しかも、村に一つだけあるアンティークショップまで教えてくれた!!

 

僕自身も、たいして英語も話せないのに
フランス語になると「アン、ドゥー、トロワ」までしか数字も分からないので
全て筆談で買い付けしてました。。。

 

必死で買い付けてきたジュエリーや雑貨達、是非店頭まで見にきて下さいね。

 

まだまだ開拓は始まったばかり。
星の数ほどありそうなマーケットを調べ、新たなものをご紹介できるよう頑張ります!!

 

terusuke