2018 秋 欧州渡航記 1_@Kodaira

 

JL044 London-Tokyo (LHR-HND) 機材B777-300ER /シップJA731J

副操縦士の諸問題にて現在ニュースとなってしまってるのがこちらの便名。

夜現地発、15時羽田着の最高ダイヤ

大好きなJAL44便にて20日間の旅路、遂にゴールを迎えました。

 

飛行機   20,254km

鉄道         894km

車             2,820km

 

今回の行程は24,000km /15,000マイルを走破し

ビンテージ仕入れから欧州ブランドの打ち合わせを経て帰国いたしました。

良品を求めるにはやはりこれ位のマイレージは必要。

こうやって地図に書いてみると、まだまだ未開拓の地が多く残されてます。

帰ったばかりですが、ベルギー、ポーランド辺りを塗りつぶしたく、またウズウズしてきます。

 

インスタグラム @eiji_kodaira 

旅行記ばかりを書いていたら

セキグチから『のんびりしてないで早くコラムを書いてください!!』と急かされ

エイメクウェブ用に焼き直して旅を遡ってみたいと思います。

 

 

 

(((London Heathrow Airport Terminal 2)))

JL043 Tokyo-London (HND-LHR) 機材B777-300ER /シップJA735J

 

インスタグラムのスタートにて

ボストンバッグにトートバッグ一つで渡航をする!と皆様に報告した途端

早速私の預け入れたボストンバッグがいきなりロスト………

 

旅慣れたトラベラーを決して演じた訳ではないのですが………

 

消えた謎は、最初に出たファーストクラスのお客様が、ボストンバッグが類似していた私のものを持って出てしまい…

その方の物が最後まで残された事により判明……

 

着替えや現地のサプライヤー用に仕込んだお土産より

 

馬車道のドS美容師より、日々頭皮状況の危険性を脅かされ

最早手放せない毛生えケアスプレーが共に出来ない夜が不安でしょうがありません。

 

 

 

(((U.K. Antiques Fair)))

薄着で放り出され、屋外のマーケットを早朝より回る、とても寒い……

しかしながら、素敵なアイテムが見つかると徐々に熱気へと変化していきます

1920年代のウッドの収納シェルフ、これなんか最高ですね

 

車のトランクにもカッポリ

揺れても倒れない

 

イングランド中部からロンドンへ戻ると朗報、ロストバゲージがホテルへ。

 

『毛生え薬戻る』

 

髪の悩みを抱える同士が次々に集まり

コメント数は今回のインスタグラムのポストで一番盛り上がった瞬間でした、なんでしょうこれ。

 

お洒落雑貨屋を演出のはずが

全くクリエイティブさがありませんね。

 

(((London to Paris)))

AF1781 LHR-CDG  機材A-320

 

日本出国前からのジェットコースターの様な行程をひと段落させ、この日はイギリス-フランス間の移動のみ

ビンテージ収集から目線を変え、レディースファションウィーク真っ最中のパリを覗きながら

普段中々会えない、同じくパリ渡航中の貴重なゲストに会って来ようかと思います。

 

 

 

(((Paris 1e)))

 

 

 

(((Marche aux puces)))

 

20年前、雑貨好きのメッカ的存在として君臨したクリニャンクール蚤の市

 

当然私も虜の1人でした。

 

奥にはチェコ料理のビストロ、これも当時と変わらぬ風景

 

市は一層賑わいを見せており

 

世界中の雑貨、インテリア、ファッション好きの巡礼者が集まる場所としてなお君臨を続けておりました。

 

 

 

(((La tour Eiffel)))

 

ロゼロゼロゼロゼロゼ白白赤

 

男4人による、壮絶なノーガードの打ち合いの末

 

ただ呆然とエッフェル塔を眺めていた………(よくこんな平らに写真が撮れたものです)

 

FIAT パンダ

FIAT ムルティプラ

FIAT ムルティプラ

17年位渡り愛車のお世話になっている

クルマを諦めきれないブログの著者シブヤ氏。

 

独創性あふれるビジネスモデル

感覚を研ぎ澄ませ、次の時代を見据えた車のバイイング

プライベートもぶっ飛んでいる半生。

 

そんなクレイジーな方とパリで落ち合うと言う事が、かなりの覚悟が必要だったかと言う事

完全に思い知らされました。

 

クルマの事

エアラインの事

ワインの事

ビジネスの事

日本の未来

海外の未来

 

この話題が永遠にループを続け、6時間に及ぶパリ会談は

サフラン店主からタオルが投げ込まれ終了。

 

私は既にKO、記憶は無し、

 

シブヤ氏のまさかのロゼ縛りからの

サフランで飲んだ白ワインと赤ワイン、カニが極上に美味しかった事、エッフェル塔だけ少し覚えてる程度。

 

気づくと、パリのアパルトマンの中でした。

 

頭脳、体力、勇気、何一つ持ち合わせてない自分ですが

クルマ界の重鎮がパリの最高の贅沢を演じてくれ

話も沢山聞いてくれた事は、若い私にもメッセージを残したかったのだと判断し

それを受け継ぎ、次の世代へ託していきたいと思います。

 

シブヤさん、次はサフラン最初でお願いしますッ!!

 

http://blog.le-parnass.com

クルマを諦めきれないブログ

外車でも人と違うモノに!!とこだわりの方は面白いブログご覧ください。

ただ本当に欲しくなってしまうので私の様にカミさんに止められてる方は要注意…笑

 

 

 

(((Paris 2e)))

 

10倍界王拳でもやってしまったかの様な朝。

 

全身の倦怠感、むくみ、布団から起き上がる事が出来ず

(パリのアパルトマン、ウカイさんが無理して掛け布団を式布団にしてもらったのでユーロでも布団なのです)

 

パリの朝は冬を感じさせる程、街はめっきりと秋めいております。

 

這いずってでもパリのショーを回り

 

午後はドイツ行きのチケットが手配済み

 

その前に誰かこの身体に仙豆をシル…シルヴぷれ…

 

 

 

(((Paris 7e / La Poste)))

 

朝はカフェオレ、クロワッサンかなーパンオレーズンかなー

 

無理なんです…ちょっと休み過ぎちゃって、重い身体を引きずり段ボールハント。

 

もらっても良いかお伺いを立てながら…

見つからなければ大手文具店を目指す…

 

パリのディーラーから仕入れたビンテージスタッフだけ移動する前に送りたいなと…

 

パリは思いの外郵便局が少なく

 

重い荷物にふらつきながら細い歩道をパルドンパルドンパルドン合戦を続け

 

青い鳥『La Poste』の看板をひたすら目指しながらパルドンパルドン

 

中は長蛇の列…

 

フランス特有の窓口のたらい回しにも、フェイクを見抜き相手のツボには乗らず

 

これまたフランス特有、横入りにもしっかり身体を入れ込み、日本代表としてフィジカルの強さをアピール。

 

伝票もインボイスも書き終わりこれでゴールと思いきや。。。。

 

『ムッシュ、やっぱジャポネ用伝票はこっちだったわ』としれっと。。。。

 

華麗なショーを見て、美味しいご飯食べて充実した面ばかり取り上げておりますが、現実はこんなもの

仕入れよりこんな間抜けなシーンを皆様にお届けする事により溜飲が下がり

私もまたフレッシュな気持ちで次の目的地に向かえるのです。

 

 

 

ムッシュウカイこと

素敵眼鏡MICHIO 代表ウカイ氏

 

眼鏡を専門に扱う彼もパリを訪れる事を知ったのは1週間前。

 

フランスと言えばメガネ大国

パリ郊外で行われていた眼鏡の見本市の視察

 

フランス南部に隠されたビンテージ眼鏡の財宝を目掛け渡航

 

パリではホテル代わりに彼が友人から泊まらせてもらっているアパルトマンに同泊させて頂き

 

晩御飯を毎夜付き合って頂きました(シブヤ氏とのディナーも)。

 

———-

<<<2018 11.10 (SAT) 素敵眼鏡MICHIO IN EIMEKU  13:00-20:00>>>

エイメクセレクトの眼鏡たちをムッシュウカイが完全リペアしたヴィンテージ眼鏡たち。

MAL×MICHIO の眼鏡がEIMEKU初登場となります。

11.10日はムッシュウカイ×EIMEKU こだいら

私もお店に参戦し、冬物の新しいニットや、MAL眼鏡、ビンテージ品など一緒にご案内したいと思います。

ここでも語りきれない旅の裏話、用意してお待ちしております。


 

 

 

EIMEKUは新品、ビンテージ、雑貨、服飾雑貨問わず、最も入荷が賑わう時期に突入しました。

旅のストーリーを経て海を渡ってきた雑貨達、ご期待ください。

 

 

店主

 

———-

< 2018 秋 欧州渡航記 2    へ続く >