2020 冬 欧州渡航記  分離、合体、そして… 後編 @Kodaira

 

2020の旅テーマは分離、合体、そして伝説へ…

 

eimekuチーム(西ドイツ-イタリア-オランダ-イングランド-フランス-アイルランド-スコットランド-東ドイツ)

Blaubergチーム腰巾着付き(フランス-アイルランド-フィンランド-イタリア)

 

南フランスから北へ遡りながら極寒のフィンランドを走り抜けるブラウベルグチーム

各々仕入れミッションの達成、究極のショコラを求め

エッフェル塔でお互いレベルアップした姿でドッキングが出来るのか!

 

ところが(前編の最後箇所)

ロンドンにて監視屋敷のワナにハマってしまった、eimekuチーム

さあ、ここからの脱出は可能なのか

タロウ君と合流以降カメラを止めるな状態になってしまい

ほぼタロウ君絡みの映像のみのご案内となり

 

華やかな世界を演出せねばならないが、全くかけ離れていく後編

映像中心に振り返っていきます

 

 

 

 

色々あったロンドン民泊、実はカメラ以外にも問題はすでに発生していた

 

 

カメラに追い回される1時間前

こんな問題も既におきておりました

 

お部屋はこのクイーンサイズのベッドが一つ

コダイラ『あれ?おかしいな?ベッド2つのトリプルルームで予約した筈だけど…』

 

フロント不在の宿主にチャットにて報告

宿主『もう一つのベッドはドレッサーの中にマットレスがありそれが2つ目のベッドって事よ!』

 

そんな返信が

私は予約サイトのポリシーと少し違うなと首を傾げながらも

タロウ『大丈夫ですよ!僕がマットレスに寝ますから』

優等生発言のタロウ氏、これは助かる

 

こうして初日は私がベッドを使用、太郎氏がマットレスを使用し、床に寝る事に

 

迎えたロンドン2日目

フライト、国の移動の多さに加え

嵐の中長距離のドライブから、ベッド問題、カメラ問題を抱え、身体、精神はかなり疲れ切っていた

それでも早朝の仕入れをこなし

一度宿へバック

次のアポイントは午後、出発まで少しでも仮眠を取りたい所

 

その希望も打ち砕かれ

容赦無く、部屋のドアを強打される

 

いよいよ姿を現したカメラの正体

宿主が呟く

 

宿主『昨晩マットレス使ったの?? シーツ敷くから貸して!』

 

コダイラ『ああ、シーツ敷いてくれるのね、ハイ』

 

渡そうとしたその時まさかのコメントが

宿主『言っておくけど、シーツ代が別途1,500円かかるから」

宿主『2人で泊まる場合はこのベッドで寝てもらう事が前提だから』

 

コダイラ『!!!』

 

予約部屋のタイプのどうも納得出来ない説明

共用スペース使用に関する数々の厳しいルール

例のカメラちゃんからのプライベートタイムの全てのチェック

洗濯機やマットレス使用に関する、予想せぬ追加料金

疲れ切った身体を少しでもベッドに沈めたい中、ズカズカとプライベートルームに入り込んでこのコメント

当然、私の中でスイッチが入らざる得ません

 

この後のやり取りは皆さま、ご想像にお任せします

美味しいもの食べて、良い景色みて

そんなもの私たちが切り取って見せてる一部分に過ぎず

これが仕入れの旅の現実

移動、宿泊経費をいかに節約して良い仕入れをするか

安いだけではなく、宿泊もできるだけ良いところを探すのがテーマです

 

思いがけず始まった

日本対イングランドの場外戦

 

日本人として、経営者として、絶対嫌なアディショナルコスト

ゆえに負けられない戦いなのです

 

 

結果、1,500円のチャージは免れたもの

2日目の晩は、私とタロウくんが仲良くクイーンベッドに寝るのでありました。。。

 

 

流石にこれは予約サイトにクレームを入れようと、プリプリでしたが

夜に頭少し冷やして考えました

 

 

宿主の正体、カメラの正体は

アジア系の40代の女性オーナーでした。。。。

 

 

移民には厳しい目線が注がれるユーロ圏の現在

Brexit(EU離脱)を果たした英国は今後更に移民に対する扱いは厳しくなっていく事が予想されます

恐らく、私たちの想像をはるか超えて苦労して手に入れた英国ビザ

夢を追い遂に始めたゲストハウス、当然この家が我が子の様に愛おして愛おしくてしょうがないのでしょう

 

 

コダイラ『タロウくん、またここ泊まりに来よう』

 

タロウ『ええっ!!本当ですか!!』

(タロウ心の声『コイツ頭イカれてんだろ。。。』)

 

 

悪いところばかりではありません

ルールを知れば共用スペースはとても綺麗

実は朝食は冷蔵庫のミルク、ヨーグルト、シリアルなどはフリーとなっている

別料金の事を事前に確認し、気を付けておけば良いのだ

シーツは日本から持ち込めば良い。。。笑

 

全部をフリーにして振る舞うのか

細かい所でお客様から別料金をその都度徴収していくのか

答えは明確である

思いがけないアディショナルコストって絶対嫌なんです

同じ商売人として

何をどうすればお客様にとって一番の満足となるのか

このような経験が何よりの勉強となる

 

 

あれだけの大荒れの天気が嘘の様な気持ちの良い冬晴れ

さあ、4カ国が終わった

今日はロンドンを出発

パリにていよいよパーティ合流を目指す

 

 

 

London to Paris…?

 

 

コダイラ『タロウくん、あれエルアル・イスラエル航空な、機材はB-787かな』

 

日本へ送る荷物のパッキングを済ませ

ロンドンヒースロー航空へ

 

フライト時間までの余裕もあり、追われている感もナシ

会話も余裕が感じられる

 

 

と思いきや。。。。

 

 

私がやってしまいました

 

全ての旅行者のスケジュール、管理、発券、を私1人でしており

航空券の予約だけでも15のブッキング、ホテル20、レンタカー5社のブッキングを行なった今回

各スタッフの生年月日はもちろん、パスポート番号まで暗記し、確認作業は一文字一文字しっかりと

 

そんな中、様々な打ち込む項目を乗り越える中

本日のLHR-CDG エアフランス、フライトの日付の入力を間違えて予約してました。。。

 

この映像の後そのハプニングが発覚し、現場は大慌て

 

 

神様の試練は計り知れません

 

パリへのフライトは!?

しおりんパーティとの再会は叶うのか!?!?

 

 

 

 

 

ここは???

果たしてフランス入国は許されたのか!?!?

 

 

 

パリス行きフライトギリギリセーフ!

しおりんも娘も元気そうな表情を見せてくれ遂にパーティが合流

同日パリ入りした、berkarte片山夫妻も合流しパリのマルシェからのディナータイムがスタート

山あり谷ありオアシスがある

旅は人生の縮図と思わせてくれる一面である

 

 

 

皆、旅の苦労話に花を咲かせながら

タロウ君も饒舌に進行役勤めます

Aチーム、私たちのトラブリューはここで挙げた通り

 

Bチーム 姉妹店 Blauberg an der Küste 

ここまでの旅の指令は

 

『究極のショコラを求めるべし』

 

今回、我々のフランス滞在時

悩みどころであったストライキ

出国前でも交渉は決裂し、ストは継続されました

 

TGVが運休になり、南仏行きが途絶えたり

メトロ、バスの運休も相変わらず相次ぎ、タクシーも捕まらず、道は大渋滞

 

しおりんが私の娘と共に旅するミッションだけでも大変な中

彼女は負けず最高の仕事をしてきてくれました

 

 

 

LYON / FRANCE

 

 

 

 

PARIS / FRANCE

 

 

リヨン、パリのショコラティエをくまなく回ってくれ

最高の皆様へのお土産を調達してくれました

 

 

男2人で茶色いものばかり食べていた合流前

こんな素敵な色味のデザートは新鮮そのもの

 

 

貴重すぎるしおりんのレポートと共にどうぞ!!

 

 

 

 

迎えた翌日

エイメクも台風ですっかりやられてしまったドアを取り替えなければ。。

ふむふむ、グリーンの生やし方法はこんな感じか

参考になる案件を探しながら

パリは路面店のディスプレイ、ファサード、何よりもVMDを勉強させてくれ

時折カメラに収めながら5kmの道のりをゆっくり歩きながら

サン・ジェルマンデプレへ

 

 

 

 

John woodbridge & sons makers.

 

eimeku & Blauberg an der Küste

全国の素敵な雑貨屋さん、セレクトショップに供給させて頂いているジョンウッドブリッジのレザーバッグ

2020年3月お披露目の新作を中心にミーティングが始まります

*画像は定番のモデル、新作は2月末 or 3月上旬 eimeku & Blauberg an der Küsteにてご紹介予定です

 

 

 

 

この日、わざわざブラジルから帰国して頂いたボス

ロイックさん交え商談は進みディナーへ

 

 

仏語はおろか、英語も話せない私はこの時間が最も緊張するのですが

タロウ君凄い!! 

仕切ってます!!

 

 

 

 

スーパータロウ降臨!! 

 

 

…と思ったら

 

 

あれれ…

 

 

 

大丈夫かーー!

宴はコンティニュー

 

 

 

 

燃え尽きたろう

笑…

今日もお疲れ様!

 

 

 

Le Suffren  / Paris 15e

 

6日間、フランスのみ同行させて頂いた娘

明日、先に日本へ帰国

2020パリ滞在最後の打ち上げ

エッフェル塔を望む老舗ブラッサリーへ

ここの海鮮は本当に美味しいんです

 

 

 

フランス語で『トト』

まずこれを言ってください

合わせはソムリエおすすめの白ワイン、すっきりとしたサンセールあたりがオススメ

ぎっしり詰まったカニの身、ミソがもう最高

 

美味しいエスカルゴを食べさせてくれるお店としても有名

タロウ君エスカルゴ攻め!!

 

 

 

エスカルゴ実食

 

 

チームが合流し、パリで過ごし4日間はあっという間に終わり

次なる目的地、アイルランドを目指す

皆再び別れ

伝説への最終仕上げとなる

 

 

 

 

セーヌ川、懸命に復旧を続けるノートルダム寺院、バスティーユをシャッターに収めてみた

こんな素敵な風景が日常にあるにも関わらず

 

 

 

 

フランス到着後地下鉄が閉鎖され、困り果てたタロウ君の映像

ストライキ、デモ

常に試練を与えてくれる都市

トラブルを散々抱えながら最後は憧れの気持ちを残してくれる都市

また

良い事、良い出会いばかりと思いきや、最後に二度と来るか!とも思わせてくれる都市

ラテン系の気ままなツンデレに付き合いながら

喧嘩

仲直りを繰り返すのでしょう

 

 

 

Dublin Airport  / Ireland

 

 

心強く頼もしかったパーティも

再び別れの時

 

しおりんはストックホルム経由-ヘルシンキ-ミラノ

私とタロウ君は グラスゴー-エジンバラ-ニューキャッスルを経てベルリンを目指す

伝説への最終仕上げへ

 

 

 

 

ここからはオマケ映像交えてオフタイム

タロウ君ファン必見のプロモーション映像満載となります

 

 

Berlin / Germany

 

 

 

Curry 36 / Berlin Zoo station

 

 

ベルリナーのおやつと言えばカリーブルスト(ウインナーにカレー粉、ケチャップを和え、フライドポテトやパンと食す)

「Curry 36 」

BIOウインナーを使用し、独自のケチャップとこれまた好相性

多国籍フードを色々実食した今回の旅

タロウ君はここが一番ヒットしたようです

 

 

 

決意表明…?

 

 

 

決意表明…その後?

 

ヒエッッ

 

朝方トイレに行こうとすると、こんな姿が。。。

 

一体彼はどんな修行を??

 

 

BIGになったタロウ、ベルリンでi-phone買ってみた

 

 

ユーチューバーみたいなタイトルになってしまいました。。。

 

実はこれ、道中私のi-phone7が寿命を迎えようとしており

ヨーロッパで購入したらどうなるのか試してみたものを

代わって感想を言ってもらいました

購入したのは i-phone 11 pro SIMフリー版 256GB

一番大事な日本で使用する事はできましたが

auでSIMカードを変える必要があり3,000円別途でかかりました

 

値段 

タックスリファンドしても日本の方が安い(1.3万ほど)

 

メリット 

ユーロアイホーンはシャッター音が鳴らない

フランス、ドイツなど行かれる方は充電器のプラグがユーロ仕様になっている

ユーロ仕様のSIMカードの受け入れが広い

 

デメリット

故障した時

下取り価格も影響が出てしまうのでしょうか

 

以上

 

 

BIGになったタロウ、cafeでもエンジン全開

 

 

タロウ氏カフェのマスターに気に入られ

 

マスター『タロウ、もうビール代フリーで良いよ! 俺ら友達だからこのショットも飲もう!』って

 

スゲーーーー

 

 

 

Munich / Germany

最後の晩餐

 

 

ベルリン-ライプツィヒを経て

タロウ君いよいよファイナルデスティネーション

ミュンヘンに到着

楽しみにしていたシュニッツェル実食

揚げ物だらけで胃がもたれる方は

フライドポテトをカルトッフェルザラート(美味しい酢を使用したポテトサラダに変更も可能です)

 

 

タロウ氏旅の総括

 

 

あちゃー

最後の最後で失敗

冷風ピューピュー吹いちゃいました

 

再テイク行きましょう!!

 

タロウ氏旅の総括 take 28!?

 

 

ハイOK!!

 

 

小平 21days

タロウ&しおりん 14daysの旅も無事帰国となりました

 

新航路の発掘に

新たな商材の発見

私はやはりそこに意識を集中させ

お客様にこちらを最も楽しんでいただく事が大事ですが

 

私も気づけば40代中盤となり

次世代を担い、その商材のストーリーを直接お客様に伝える役目となる

スタッフの成長もとても楽しみにしている

しおりんの、上司として見せた堂々とした頼もしい姿

もう1人でもどこでも行けてしまうでしょう

 

タロウ君は

道中スランプに陥りながらも、自身で答えを探しながら

トラブルで1人だけ搭乗できなかったダブリン行きの飛行機から

ベルギーに航路を変え、仕入れポイントも抑え、自分の成果にしていった事

サポート以外でもとても頼もしく頑張っていました

 

この先自分が実際手にとって、日本へ持って帰ってきた商材をお客様は勿論、留守を頑張ってくれたスタッフをも

今度は自分のプロデュース方法でインフルエンサーとなる事

 

 

このフレーズも何度目となりますが

 

どうか、皆様からも

彼が走ることを止め

適切な温度でぬくぬくしていたら

追い炊きを続け、高温状態を保ってあげてください

 

 

kodaira

 

 

 

ベルリンの象徴テレビ塔

名実ともにここを目指せるか