「tamaki niime」のショール展
散りゆく桜の花びらが
ふわりふわりとゆっくり春のリズムを刻む頃となりました。
時々吹く、強い風に舞い上がっては、またふわりと舞い降りて、、
柔らかでやさしい時間が流れています。
もう、すっかり春ですね。
そんな桜の舞う季節、
eimekuは、皆さまのおかげで、
11周年を迎えることができました。
本当にありがとうございます。
皆さまに喜んでいただけるよう
日々、頑張っていきますので
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
さっそく、11周年目のスタートとして
「tamaki niime」のショール展を行います。
さかのぼること3月。
このイベントを実現するため
terusukeさんと私、sekiguchiは
兵庫県にある工房へ行ってきました。
まず最初に目に飛び込んだものは、
工房の軒先で色とりどりのショールが
風に揺られている風景でした。
加古川が流れる、のどかな街でのびのびと作られている
「玉木新雌(tamaki niime)」さんのショールは
陽の光をたっぴり浴び、空気を包んだようにふんわりとやわらかいんです。
また、この手織りのような独特の風合いは
220年の伝統を持つ「播州織」のヴィンテージの織機を操り
一枚一枚、丁寧に織り込まれているものなんです。
一枚に様々な色や模様が織り込まれたショールは
もはや織るというより、一枚のキャンバスに絵を描くように
力強く、かつ繊細で「作品」としての魅力があります。
さて、お店にいらしたら
みなさまに試してもらいたいことがあります。
1、まず、触れてください。
空気を包んだように軽く、チクチクしない
本当にやわらかで肌触りの良いショールです。
2、そして、自由に、巻いてください。
巻いてみると分かるのですが、どれも魅力的な配色なんです。
一枚に様々な色と模様が織り込まれているため
巻き方次第で表情が変わって楽しいんです。
3、ご自宅で、洗ってください。
コットン100%なので、細かいネットに入れて洗濯機で洗えます。
日々の生活を考えたショールは、お手入れが簡単なんです。
また、使い込むほどにコットンの素材本来の風合いが出てきます。
いつもの私なら黄色やブルーを選ぶのですが
今回、sekiguchiは、ピンクを選びました。
最初は敬遠していたピンクも、巻いてみたら
びっくりするほど、自分にいちばんしっくりきたんです。
そんな、表情豊かで軽やかなショール、
みなさまも、ぜひぜひ触れて巻いてみてくださいね。
ご来店、心よりお待ちしております。
sekiguchi