「tamaki niime」のショール展

散りゆく桜の花びらが
ふわりふわりとゆっくり春のリズムを刻む頃となりました。
時々吹く、強い風に舞い上がっては、またふわりと舞い降りて、、
柔らかでやさしい時間が流れています。

もう、すっかり春ですね。

そんな桜の舞う季節、
eimekuは、皆さまのおかげで、
11周年を迎えることができました。
本当にありがとうございます。

皆さまに喜んでいただけるよう
日々、頑張っていきますので
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

さっそく、11周年目のスタートとして
「tamaki niime」のショール展を行います。

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さかのぼること3月。
このイベントを実現するため
terusukeさんと私、sekiguchiは
兵庫県にある工房へ行ってきました。

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まず最初に目に飛び込んだものは、
工房の軒先で色とりどりのショールが
風に揺られている風景でした。

 

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織られたショールは、一度洗いをかけて干します。

 

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加古川が流れる、のどかな街でのびのびと作られている
「玉木新雌(tamaki niime)」さんのショールは
陽の光をたっぴり浴び、空気を包んだようにふんわりとやわらかいんです。

 

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1960年代の織機。織るのにとても手間がかかり、一日で織れるショールは10枚ほど。
※好きなタイミングで糸の配列を変えられるため、「only one」ショールは、玉木さん自らこちらの機械で織っています。

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パターンと糸の配色をデータ化することで、効率的に織ることができる自動の織機。
今回、イベントで多く並ぶショールは、こちらの1970年代製の機械のものです。

また、この手織りのような独特の風合いは
220年の伝統を持つ「播州織」のヴィンテージの織機を操り
一枚一枚、丁寧に織り込まれているものなんです。

 

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織りたい糸の色を職人さんにお願いして染色しています。

一枚に様々な色や模様が織り込まれたショールは
もはや織るというより、一枚のキャンバスに絵を描くように
力強く、かつ繊細で「作品」としての魅力があります。

 

さて、お店にいらしたら
みなさまに試してもらいたいことがあります。

1、まず、触れてください。
空気を包んだように軽く、チクチクしない
本当にやわらかで肌触りの良いショールです。

2、そして、自由に、巻いてください。
巻いてみると分かるのですが、どれも魅力的な配色なんです。
一枚に様々な色と模様が織り込まれているため
巻き方次第で表情が変わって楽しいんです。

3、ご自宅で、洗ってください。
コットン100%なので、細かいネットに入れて洗濯機で洗えます。
日々の生活を考えたショールは、お手入れが簡単なんです。
また、使い込むほどにコットンの素材本来の風合いが出てきます。

 

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shawl-middle ¥6,300/shawl-big ¥12,600

いつもの私なら黄色やブルーを選ぶのですが
今回、sekiguchiは、ピンクを選びました。
最初は敬遠していたピンクも、巻いてみたら
びっくりするほど、自分にいちばんしっくりきたんです。

そんな、表情豊かで軽やかなショール、
みなさまも、ぜひぜひ触れて巻いてみてくださいね。

ご来店、心よりお待ちしております。

 

sekiguchi