Cousances enameled pans
Cousances enameled pans
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皆さんこんにちは、taroです。
僕がエイメクにハマるきっかけとなったアンティーク雑貨たち。
そうしたビンテージ・アンティークの買い付けに同行させて貰えるなんて
当時は夢にも思っていませんでした。
そんなアンティーク雑貨のお話を
今回はあるキッチンウェアに焦点を当ててご紹介させていただきます。
常に時間との勝負が続く海外買い付け。
どうしても空気がピリピリしがちですが
そうした中でも僕たちが心安らぐ時間があります。
それはやっぱり食事の時!
訪れるヨーロッパの国々でその土地の物を味わう。
目くじらを立てたオーナーや萎れる僕、
そんな二人も食事の際には自然と笑みをこぼしていたり。。。
やっぱりご飯て大事ですよね!!
ご飯といえば一月の買い付けで急遽訪れた初めての僕単独での買い付けの時。
目的地のブリュッセルには遅い時間に到着したこともあり、
腹ごしらえをしようよと街を歩き回るも人っ子一人いない夜のブリュッセル。
レストランの類はどこもクローズ。
唯一開いていた酒場に飛び込みお腹が空いたと伝えるものの
キッチンから出てきたマダムからは
“ボロネーゼパスタしか出せないけどいい?”
と。
ベルギーまで来てボロネーゼって。。。
そう思いながらも半日ぶりに食べる”温かい料理”はとても美味しく、
不安な気持ちや疲れた体に染みてなんだか泣けてしまいました。
そんな思い出のあるベルギーに隣接するフランスのロレーヌ地方にクーザンス・レ・フォルジュといコミューンがあります。
そこで誕生したのがこちら。
Cousances enameled pans
クーザンス?
はて、ル・クルーゼでは?
と思った方、そうなのです。
こちらのクーザンスというブランド、
1553年に創業した歴史のある鋳物製造メーカーで1957年にはル・クルーゼ社に吸収合併されております。
そのため今では会社自体は存在しないものの、その技術やデザインはル・クルーゼに継承され
実際にル・クルーゼ社はこのクーザンスの型を使って鍋を製造するなどしております。
つまり現在あるル・クルーゼのルーツとも言えるブランドなのです。
現在でもル・クルーゼから一部のモデルが限定的に復刻販売されるなどされておりますが日本では中々入手が困難なため、
“幻の鍋”として一部ファンの間では根強い人気を誇っております。
キッチンウェア好きの方、
またル・クルーゼファンの方にもたまらない逸品ではないでしょうか。
それはさて置き、ご覧下さい。
そうしたウンチクを差し引いても思わず手に取りたくなるこのデザイン。
一際目を惹く鮮やかなレッドカラー。
フランスらしいお洒落な色合いです。
ビンテージならではの味わい深いウッドの持ち手。
ここもビンテージならではといったところ。
ディスプレイされているだけでも非常に絵になります。
サイズも12、16、18、20 と
ご家庭や用途によって選べるようになっております。
また鉄製のためずっしりとした重さを感じますが
それがむしろ長年使っていけるであろう安心感を与えてくれます。
Cousances enameled pans
自粛も徐々に緩和に向かっておりますが、
お家で過ごす時間もまだまだ多い今日この頃。
そんなお家時間を彩るフランス製の片手鍋で
お料理をたのしんでみてはいかがでしょうか。
疲れた体や不安な気持ちに染みる
“温かいお料理”をぜひ。
taro.
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