2013 夏 イギリス、ドイツ、チェコ買付け後記
England
今回の買付けは全行程一人旅。
飛行機では、お店のお客様でもあるロバート・ハリスさんの「WILD AT HEART」を読みながら
これから始まる買付けの旅を盛り上げての出発です!
イギリスではすべて車での移動となり
一人で地図を見ながらだと時間のロスが多くなるので今回はカーナビを準備していきました。
GPS機器メーカーで有名なガーミンのカーナビは、海外マップデータの入ったカードを入れるだけで
海外でも日本と同じようにナビをしてくれる優れものなんです。
ヒースロー空港到着後、レンタカー屋さんへ
こちらでは、基本的にマニュアルとなり、オートマを探すとなると値段が高くなったりするんです。
今回は雑貨メインで探すため、少し大きめの車を借りいざ出発です。
この出発の時がこれから始まる買付けで
どんな人やモノ達と出会うのか、、、とてもワクワクします!
まずはロンドンから南東にあるケントへ向かいます。
ロンドンの周りをぐるっと環状線が走っているのですが、これがまた常に渋滞しています。
途中サービスエリアで休憩しつつ、翌日から始まる買付けのため急いで最初の街グレートマルバーンまで車を飛ばします。
街に入り一方通行などで、ホテルの近くで迷っていたら行き止まりに巨大なモスクが、、、
嫌な予感がしつつ、ようやくホテルを見つけたと思ったらやはり
モスクの真横でした。。。。。。やけに安いなぁと思ったんですよね。
買付けの初日から嫌な予感。。。
拡声器から朝方にどんなコーランが流れてきてしまうのかとビクビクと眠りにつきましたが
初日で緊張していたせいか、全く気づかずに朝までぐっすり眠る事ができました。
翌日、朝早くホテルを出て会場に向かいます。
まだアンティークディーラーの人達が準備をしているなか、どんどん交渉していきます。
途中雨にも降られましたが、海沿いの街まで移動しもう一つ会場を物色してから
翌日の会場がある北のバーミンガムへと車を飛ばします。
しかし、こちらの運転はとても気持ちいい!
街を出ると信号もない、高い山もない、
あるのは、ひたすら続く丘陵地帯と広い空、ヒツジ、ウシだけ
村から村へクネクネと進んでいきます。
走っている車を見ると、キャンピングカーが結構多いんです。
休みは家族と一緒に自然の中でゆっくり過ごすのが、一番の贅沢なんだよなーなんて想像しながら
バーミンガムからさらに北のダービーでの買付けを終わらせ
今度はまたロンドンの南のブライトンの方まで、途中アンティークモールに寄りつつ車を走らせます。
次のホテルは牧場にあるPUBで宿泊施設が併設されているんです。
初日は夜10時過ぎまで、牧場にロカビリーが大音量で流されパーティータ~イム!
よく見ると、リーゼントのおじさんがたくさんいますね。
翌日の買付けはメインイベントなので、早めに寝たいのに。。。
翌日、今回の買付けのメインアンティークフェア会場に到着。
1700店程出店しているすごい広さの会場です!
広すぎて全貌が見えずに、とりあえず近いところから順に買付け開始。
リュックと両肩の大きいトートにがいっぱいになったら
車まで置きにいきを繰り返ししていきますが、とにかく暑い!
水をがばがば飲みながら、二日間の買付けを無事終わらせました。
Germany-Czech Republic
ロンドンスタンステッド空港より、ドイツのライプツィヒへと向かいます。
LCC(格安航空)の中ではもっとも悪評高いRYANAIR。
ボーディングパスを印刷してこないとペナルティ
少しでも重量オーバーするとペナルティ
ビザチェックのスタンプを押してもらい忘れると飛行機に乗れないという厳しさ。
ペナルティも航空券代と同じくらい取られてしまうんです。。。
しかし注意すればかなり安く済むので、旅費を抑えたい方にはオススメです。
ライプツィヒでも1000店程出店しているフェアを2日間びっちりと買付けをし
ホテルで梱包して郵便局から発送手配を済ませます。
休む間もなくチェコ、プラハへと出発です。
今度は電車で4時間程の長旅です。
ずっと川沿いを走っていくので、景色が素晴らしい!!
車窓を見たり、一眠りしたり、しばしの休憩時間ですzzz
プラハでは、地図を片手にここと決めた地区をしらみつぶしに歩き
アンティークショップや雑貨屋を巡ります。
石畳の道を歩けば歩く程、街並みがとてもきれいで
そんな中をクネクネと路面電車が走り抜けていきます。
絵になりますね〜。
2週間の買付けを済ませ
あっという間でしたが、たくさんの人と出会い、商品を仕入れ
お客様に喜んでいただけるかドキドキしながら帰路につきました。
これからも今まで以上にお客様に感動していただけるような
商品、サービスを探し求めてまいります!
terusuke