2016.04.01-20 買付け後記 番外編 -Antique Watch-
海外買付け後半戦ーーーーー。
この後半戦が、いままでの買付けとはまたひと味変わった、SAKAIにとって深さを感じるものになったのでした。
オーナー初の試み。仕入れの一部を垣間見て欲しいと思います。
そして来たるEIMEKU ANTIQUES WATCH FAIRにも、自信持って紹介できる時計を探してくるぞ!!
過去14年間の渡航にて得てきた名刺を掘り出して
ディーラーから、またディーラーへ。
そこで出会ったヒトや、そのヒトのアンティーク倉庫がまた・・・スゴい。
巨大なトラックに、出品するアイテムを詰めて移動して、
また仕入れを起こしたりと・・・多忙なスケジュールを組まれていて倉庫を見せてくれる時間は30分あまり・・・
広すぎてタイムアップが早かった・・・。
また感度の良いディーラーさんを信じて、かなり離れた街へお店を訪ねに足を運んでみたところ
完全にハイテンションになる瞬間・・・
至る所にアンティーク・・地下スペースに、ダンジョンのような店内。
優れものとすぐに分かるアンティークが置いてあるのに2人して興奮・・・
初めてEIMEKUに来たときの
「二階もあるの?!」と、驚いたあのときのように
あれもこれもと物色しっぱなしの、ものすごく貴重な時間。
・・自分に鍵を渡しながら
オーナー、「この什器いいな、ちょっと車に入るかチェックしてもらえるか。」
スミマセン・・ここに着く前から後方が沈むほど荷物がこんもり、助手席はめいっぱい座席前にしていたんです・・・
もう、イス1つだってきびしぃ・・・・・
オーナー、さすがにかなりギリギリです・・・・
什器マニアにはSAKAIの魂の叫びは届きません・・・
値段交渉始めちゃってます・・・
・・・買ってしまった。。
店員さんにも手伝ってもらってなんとかという状況でした・・・。
「ANTIQUE WATCH FAIR」
EIMEKUの見どころである一角のショーケース。
時計の置きどころには、ドイツ腕時計の街プフォルツハイムから届いた「メッサーシュミット」
そして、イギリスからフランス、ドイツと足を運んで見つけてきた「アンティークウォッチ」。
時計にも、自分の一生で出会えるのは最初で最後かもしれない、と思わせるほど大好きになる時計があるんです。
フェイス、インデックス、サイズ・・・波長があって初めて感じる何かが、時計の魅力です。
出会いを大切に、新鮮な気持ちでいつまでも活力を与えてくれる、そんな時計を見つけたい!
交渉風景。
オーナーが昔からお世話になっているというディーラーさん。
「エイジ!」と、会った瞬間に声をかけていただく。
言わずと知れた、気心の知れるビジネスパートナーなんだなと感じさせてくれる瞬間です。
年配のかたが多い時計ディーラーのなかで、一際目立つ存在だった若いディーラーさん。
彼の持つ時計は、今までにないような魅力がありすぎて・・・いくつも見せてもらったけど即決できず、
一度諦めて場を離れたけれど、やっぱり・・と戻って商談させてもらったほど。どうしても気になる存在だった。
彼からも、本当に素敵な時計を譲ってもらいました。
たくさんのディーラーの方に見せていただいて、そして選んできた時計たち。
EIMEKU ANTIQUES WATCH FAIR 2016.7.2(SAT)-7.18(MON)スタート致します。
みなさまが、この時計だと思う一本に出会えますように。
SAKAI