6.30(FRI)からのmenu
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買い付け終盤に起きた一大ミステリー事件簿
まずこちらを振り返る
バディ太郎初のイタリア入国
ホテル代が高いフィレンツェを避け
映画『ライフ・イズ・ビューティフル』舞台ともなった
アレッツォ(AREZZO)へ
旧石器時代から都市として栄えたこの街の美しさは世界遺産クラスに匹敵する
駅に降り立ったのは夜の10時
イングランドでの超節制生活を経て私たちは胃がくっつきそうな程腹ペコ
駅にお迎え来てくれたホストに
『何でも良いから食事+飲めるとこに連れて行って』
連れられたのは、ドローカルな町の居酒屋
英語など一切通じず
1聞けば10イタリア語でまくしたてる頑固親父
我々の食べたい、飲みたいリクエストも一切まかり通らず(一応出てきたが。。。)
『まずいとこ来てしまったなあと』
しかし、2時間後にはこの様子
愛があれば言葉の壁は乗り越えられる!
令和の時代に感じれる事この上なく嬉しく
旅の醍醐味も味わえた
バディ太郎からウルルン太郎と名を変え滞在3日間イタリアの両親の元へ全通い
この人に会いに行きたいという気持ち
エイメクもこういう店にしたいですね!と太郎氏に何よりも大切な路面店の本質伝わった事が嬉しかった
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AREZZO滞在4日間
買い付け、荷物出し、イタ飯、例のバル通いも全て順調
チェックアウトの日を迎える
ウルルン太郎はまさかの飛行機ストの影響でフライトがキャンセル(ライアンエア)
本人がどうしても南仏のビンテージディーラーに会いたいという事で
何と陸路をアレンジ
アレッツォ-ボローニャ(電車)
ボローニャーミラノ-モンペリエ(フランス)
地獄のバスルートを選び
ここで太郎と別れ見送った
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私は単身BRADOR本社、工場打ち合わせからのドイツを攻める
『おっ、私も電車の時間、借りていたアパート出なくては』
事件はここで起きる
スーツケース、荷物は全て1Fの玄関に置き
最後にトイレに行こうと借りていた2Fの部屋に
用を済ませた後部屋を出ようと2Fのドアを開けると。。。。。
『ガチャ、ガチャ。。。。。あれ開かない。。。💧 』
ミステリー過ぎる出来事がこんな時に
そう。。。。
まさかのドアの内側からカギがかかってしまったのだ
オートロックの部屋の外に間違えて出て鍵はかかった事あれど
内側から閉じ込められてしまったのは人生初
太郎は既にいない
アパートのホストは学校の教師をしており平日は昼間、夜もここには来ない
いるのはずっと私1人
ずっと私1人なのだ
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スマホ、PC全て1F
ここにいるのはt-shirts、パンツ1丁の私だけ
2Fの見取り図
トイレシャワールーム、2段ベッドがあるだけの4畳弱の部屋(室内電話なども勿論無い)
閉じ込められ、いるのは私1人
1時間後に迫った電車やBRADOR社アポイントもあるが
下手したら、1日?2日?をこの状態で過ごさねばならぬ絶望を思いパニック、過呼吸、嗚咽
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少し冷静になり
脱出方法を考えてみた
●2Fの小窓から飛び降り外に出る→1Fのメインドアこそ鍵がかかって入れない
●お隣さんに叫んで助けを呼ぶ→イタリア語しか通じないローカルな町、物凄い騒ぎになるのでは。。。
もうだめだ。。。
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過去の買付旅からもかなりピンチなシチュエーション
優雅な滞在から一転
内側から鍵かかかる密室のミステリー
どういう方法で切り抜けたのか!?
修行僧となり1週間過ごしたのか!?
店舗か、こちらのページか、またどこかで謎を解き明かしたいと思います
6月30日からのmenu
良い景色見て、良いご飯食べて酒飲んで、最高のホテル泊まって
表側はそんな顔も見せねばですが
リアルな現場はこんなもの
大人も存分に泣く事が出来るノンフィクションがここにある
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50年代以前の雑貨など困難になり
多くの国を回り特色のある商材を探すか
足で稼ぐか
ハードルは益々高くなるばかり、だからこそ
日本に届いた品々は改めて見ても皆様に早くお見せしたいものばかり
各ジャンル豊富に揃えられた為
毎週ジャンルを変え4週に渡りご案内
第一弾6月30日ー7月6日は時計から!
4週に渡るビンテージの旅を終え
7月29日-30日 うえのえみさんのちび人形がお迎えします
ビンテージ、アンティークがゾーン外の方もご安心ください
夏本番に向け、新品の輸入物、国内夏物も1F店舗中心に充実
着やすく、ベーシックなものに小物のビンテージ、
アンティークを取り入れるのがエイメクスタイル
MEKU-T新作も投入予定
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