東南アジアの山岳地帯買い付け紀行 チェンマイ編 / 2018.6.22 / kodaira
Baan Klang Wiang
Chiang Mai Sunday night market
Mango Tango / Mango parfait
Thailand-Chiang Mai – タイ-チェンマイ
ラオス,ルアンパパンよりATR機にてチェンマイへ到着。
微笑みの国、タイの中でも最も好きな古都チェンマイ。
ショップのヴィジュアル良し
食良し
マッサージなど癒し良し
ホテル良し
値段良し
4拍子、5拍子がセットとなっており、来るたびに好きなお店が増え、住みたい程好きな都市。
今回はラオス,ルアンパバンからの移動とありチェンマイの都市が物凄く都会感を感じる。
HIDEOUT CAFE (チェンマイ東北側お堀ちょっと外エリア)
しかしながら今回は直ぐにチェンマイを経たねばならなく、違う都市で仕事なのです。
その前に腹ごしらえを……
チェンマイの定宿から歩いて3分、美味しい朝食、コーヒーが飲めるHIDEOUTさんで朝食。
フレンチトーストの端っこの絶妙のカリカリ感、甘い甘いシロップ
味、ヴォリューム感、タイはどのフルーツも本当に美味しくて。。。
バナナが重量も本当に重いのではと思う位どっしり中まで味と甘みとが入ってくるんです。
North Wheels Rent Car-チェンマイお堀沿い東エリア
美味しい朝食とコーヒーブレイクを済ませ、いよいよと。。。
嫁に『これだけはやめてくれ』と言われていたタイレンタカー。
過去インディゴ村での買い付けに夢中で帰りのバスをすっかりロストし、60キロの荷物と共に危うく野宿となりかけた思い出が頭をよぎり
どうしても車で一度、自分で運転をして目指してみたかったのです。
嫁よ子供よ、ローンもたっぷり残っているのに
済まぬ、済まぬ、碧の地に行かねばならぬ、碧の地に行かねばならぬのじゃ~~
と1人北斗の拳もどきをしながらチェックインへと。。。
受付のおっちゃんは超適当
これは嫌な予感
思わずゴクリと生唾が。。。
黄色いホンダオートマトランスミッション。
フォーミュラカーかと突っ込みたくなる位つるつるなタイヤ。
エンジン音がプスプス。。。
ナビは無し。。。過去行った時のバスの通った何となくの記憶を辿るのみ。
インディゴの村へは3回ほど山越えがあり天候も非常に変わりやすい。
案の定、ヘアピンカーブが続く厳しい峠越えが豪雨へと一気に様変わり
雨が濁流となり川のような道路に曲がりきれず横転している大型トラックを2台横目に
つるつるのタイヤで自然ドリフトしながらインディゴ村を目指します。。。
ブルーのタイルを目印に、これが見えるともう少し、3時間半のマリオカートがゴールに近づきます。
山を3回超え神秘的なエリアに到着です
見るもの全て碧いダイヤとも表現出来る、インディゴ村の工房です。
コットン摘み取り
天然の染料作成
染め
完成まで至るまで様々な行程がかかる事がよく分かります。
出来上がる柄は全て1点もの。
ワンピース
スカート
パンツ
カットソー
t-shirts
今年も沢山の目新しい新作が到着しました!
35度の灼熱の仕入れを終えバッグはパンパン。
顔も真っ黒。
チェンマイバック前にコーヒーブレイクを。
インディゴ村ならではのインディゴカフェが出来てました。
真っ青なインディゴオレ、インディゴスムージーが味わえます!!
ガイヤーン・ウッチェンブリー(チェンマイ,ニマンヘミン)
帰りの峠越えも、ツルツル滑りながらも何とか事故なくチェンマイへバックホーム。
遠路の仕入れと運転の休息なき1日が終わり、ホッと安心したのか
『俺にガイヤーンを食わせろと』胃が雄叫びを上げる。
チェンマイと言えばガイヤーン、ガイヤーンと言えばチェンマイ、お店独自のスパイスに漬け込んだ新鮮な丸鶏の炭火焼です。
ツルツルのタイヤにも負けず1日頑張ったビール好きなオヤジを助けてくれるチェンマイの最高のおつまみなのです。
チェンマイのガイヤーンはやはり人気店は並ぶ。
シンプルな料理故、味の決めてはお店独自のスパイスと焼き加減なのです。
今日は新たにお店を開拓してみました。
メニューは丸鶏(ハーフか1羽)。
自動的におばあちゃんのお手製ソムタム(パパイヤサラダ)も付け添えられる。
何とガイヤーン・ウッチェンブリーはガイヤーンがとかく勝負メニューでビールなどのアルコール類は持ち込む事が出来るのです。
『鳥が焼きあがる前に早くコンビニ走ってこい!!』
と焼き場の兄ちゃんが私を促してくれて、私は即コンビニへダッシュです!
美味しそうですね~
冷たいビールもまだ飲まず、このヴィジュアルを見て、生唾飲み込みながら至高のひとときを待つのです。
来ました!焼きたて~!
捌きたての新鮮な鳥ちゃんなのはもう見ただけで分かります。
一切れ噛み切ると、溢れんばかりの肉汁がブワッと口の中に広がり、そこに間髪入れずビールを流し込む。
7時間の雨中ドライブも当然ながら美味しさのスパイスに加わり、最高の瞬間となるのです。
ガイヤーン・ウッチェンブリー
チェンマイのオシャレスポット、ニマンヘミンエリアにあるガイヤーン屋さんです。
ハーフサイズのガイヤーン、おばあちゃんお手製のソムタムサラダが付き90バーツ(310円位)。
翌日は最後の仕入れのミーティングへチェンマイ郊外へ。
私がチェンマイのクラフト、ヴィンテージに惚れ、エイメク、ブラウベルグに持ってこようと思ったのもリンさんとの出会いがきっかけ。
前回のコラムでもご紹介したイギリスのスペシャルディーラーアリさんのチェンマイバージョンです。
ヴィンテージとカレン、ヤオ、タイルーなど民族のハンドクラフトを上手にミックスした彼女の作り出す世界観は正に国宝級。
一緒に仕事が出来る喜び、様々なリクエストに応えてくれ
横浜のお客様に紹介出来る瞬間がヨーロッパの買い付け時と同じくらい嬉しくなってしまうのです。
風合い、柄、味が更に出た銀の質感申し分ないヴィンテージバングル達
太めのサイズも女性がされても本当素敵です。
刺し子の手仕事。
どれもこれも手の込んだ1点もの。
商談中に新しいものが上がってくる事もしばしば。
クロスも目を見張る仕上がり。
リビングに引いて、低いテーブルとミックスしたり
ベットカバーに広げたり
カーテン代わりにしたり
一気にお部屋の空気感が変えられる、 私自身注目のインテリアアクセサリーです。
Lert Ros / チェンマイ旧市街
仕事も終わり、深夜のフライトの前にチェンマイ最後の晩餐です。
前回のラオスは少し女性目線で食をご紹介しましたが、今回はおっさん目線にてガイヤーンに続きビールのお供その2です。
チェンマイは海は遠く、新鮮な魚介類には縁遠いと思ってたイメージを全くいい意味で覆してくれたお店。
エビちゃんとタイに近い白身魚を塩のみの炭火焼きで一気に焼き上げ食すそのスタイルは素材が新鮮で良いもの故に出来る事。
これがまたビールに最高なのです。
Lert Ros / チェンマイ旧市街
ターペー門から徒歩5分、炭火焼料理以外にもスープや野菜系のお料理も絶品でお勧めです。
Chiang Mai – Bangkok
仕事でも楽しいチェンマイを後に日本へバックホームです。
もし、商品以外にチェンマイの都市も気になる方は過去のコラムにてカフェやお店やホテルも案内しておりますで
そちらのバックナンバーも良かったら閲覧くださいませ。
エイメク/ブラウベルグのオリエンタルツアーはまだまだ新しいものが常時入荷予定で、まだまだ盛り上がっていきます。
店主
↓アジアの過去のコラムはこちらよりどうぞ。